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イングランド代表はW杯予選4連勝も説得力なし──英メディアは「カタツムリの歩み」「観客を沸かせず」と批判相次ぐ【現地発】

カテゴリ:ワールド

田嶋コウスケ

2025年09月08日

次戦はアウェーでセルビアと対戦

イングランドを率いるトゥヘル監督。周囲を納得させるような手腕を発揮できるか。(C)Getty Images

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 スポーツサイトの『ジ・アスレティック』も似たような論調である。「トゥヘルのイングランドは観客を沸かせられず」の見出しをつけ、「W杯予選で4連勝を飾ったが、決して説得力のある内容ではなかった」とピシャリ。「イングランドは試合を完全に支配し、勝点を落とす危険はなかったが、会場となったアストン・ビラの本拠地、ヴィラ・パークの観衆を立ち上がらせる場面はほとんどなかった」と評した。

 ただし他のメディアより、やや前向きな意見も並べた。同サイトはこう綴る。

「試合前にトーマス・トゥヘル監督は、今回の一戦を新政権の再出発にしたいと語っていた。同代表の6月シリーズは、強化試合のセネガル戦では1-3で敗れ、敵地で行なわれたW杯予選アンドラ戦は1-0で辛勝。この6月の不甲斐ない戦いに区切りをつけ、より鋭く、より力強いイングランドを示したいと語った。今回の1-0の勝利は、壮大な目標に向けての小さな一歩とも言える。名勝負と呼ぶには程遠い。だがイングランドは快適に試合を進め、チャンスを作った。もっと得点していてもおかしくなかったが、少なくとも6月にバルセロナでアンドラを相手に1-0で辛勝した試合よりは良かった」
 
 各メディアは、次の対戦相手であるセルビアとのアウェー戦が、トゥヘル体制にとって「試金石」になると伝える。セルビアはFIFAランク32位で、これまでの相手に比べれば、はるかに手強い。

『ジ・アスレティック』は「火曜日の夜のベオグラードでの一戦は、この予選で最も難しい試合になるはず。セルビアには手強い選手も揃っている。結果以上に、パフォーマンスを含めた“大きな前進”が求められる」と注文をつけた。

 また『デーリー・テレグラフ』も「イングランド代表がベオグラードで試合をするのは、1987年11月の旧ユーゴスラビア戦以来となる。厳しい試合になるが、だからこそ得られる収穫もある」とし、説得力のあるパフォーマンスでの勝利が必要と主張した。

 セルビア対イングランドは、9月9日の午後8時45分(セルビア時間)にキックオフを迎える。果たして、トゥヘル体制は真価を発揮できるか──。

取材・文●田嶋コウスケ

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