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楽しみな選手がずらり。熱を帯びる森保ジャパンのFW争い。「誰でも点が取れる」状態を作り上げたい

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年09月05日

ハイレベルな競争を期待

小川は最終予選で最多4ゴールをマーク。「勝負はここから」と意欲を燃やす。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 背番号9を追走するのが小川と町野。前述の通り、最終予選の実績では小川に分があるが、欧州5大リーグの実績では町野が上。しかも町野は2022年カタールW杯メンバーだ。ピッチには立てず、大舞台での難しさをまざまざと見せつけられ、高い領域に達するためにドイツに渡って自己研鑽を積んできた。

 この2人が揃って代表に招集されたことはこれまで皆無だった。ゆえに、今回が本格的な競争のスタートとなるのだ。

「勝負はここから。欧州のトップトップでプレーしている選手が数多くいる国々と対戦していくなかで、しっかりと僕が得点を取って『このチームのストライカーは小川だ』と言われるくらい数字を伸ばしていかなければいけない」と小川が言えば、町野も「前回のワールドカップで悔しい思いをして、この目標のために欧州に出た。そこの思いが僕は強いかなと思います」とギラギラ感を強く押し出していた。

“ザ・ストライカー”の小川と、シャドーもこなせる万能型の町野だと起用法も違ってくるかもしれないが、2人はどちらも上田と同格に這い上がりたいと熱望しているはず。彼らのいずれかが9日のアメリカ戦で先発すると目されるだけに、指揮官の判断が楽しみだ。
 
 残る細谷は2試合ともにジョーカー役が想定される。今季の柏でもその役割を担っていることが多く、本人も戸惑うことなくプレーできるだろう。与えられる時間は少ないかもしれないが、求められるのはゴールという結果だけ。それを残さなければ代表定着が叶わないことを本人もよく理解したうえで、今回の活動に参戦している。最近の好調ぶりを成果につなげられれば理想的だ。

 いずれにせよ、それぞれが個々のストロングを出し、ハイレベルな競争を繰り広げてくれれば、FW陣の選手層は分厚くなる。「誰でも点が取れる」という状態を作り上げられれば、2026年W杯で日本代表は壮大な目標により大きく近づく。9月シリーズではFW陣のゴールラッシュをぜひ見たいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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