鎌田と佐野航を起用する選択肢も
遠藤と佐野海が組む場合、ボール奪取力や対人守備力は格段にアップする。巧みな繋ぎやパス回しを見せてくるメキシコ相手にこの2人が中盤に陣取っていれば、日本は守備面でかなり楽になりそうだ。ただ、ゲームメイクやボールを落ち着かせる部分は守田や田中碧がいる時に比べるとやや低下するかもしれない。そこで2.5列目的な動きを得意とする鎌田がサポートに入ってくれれば、中盤の連動性や流動性はアップする。佐野航大(NEC)が入っても似たような効果があると見られるが、やはり鎌田が1つのポイントになるのではないか。
一方、遠藤と藤田コンビの場合は、まだ実戦経験がほとんどないため、未知数なところも少なくないが、藤田は今季から欧州5大リーグにステップアップしている選手。直近8月29日のハンブルク戦では味方の2点目を見事なスルーパスでアシストしており、“一刺しの鋭さ”を持っているところも大きな魅力と言っていい。
「自分が6番と8番のどっちかに徹するというのはないですし、チャンスがあれば飛び出すべきだと思っています。6月のオーストラリア戦は飛び出す回数がいつもより少なかったのが反省点。臨機応変さは必要だと思います。今回も誰と組むかは分からないですけど、バランス取れるのが自分の良さ。その辺を自分主体にやっていきたいですね」と本人はとにかくポジティブだ。
昨年の夏、パリ五輪でキャプテンを務めた人材だけに、自分からアクションを起こしていけるのは心強いポイント。守田と田中が不参加という千載一遇のチャンスを活かすべく、思い切った仕事ぶりを見せてほしい。
一方、遠藤と藤田コンビの場合は、まだ実戦経験がほとんどないため、未知数なところも少なくないが、藤田は今季から欧州5大リーグにステップアップしている選手。直近8月29日のハンブルク戦では味方の2点目を見事なスルーパスでアシストしており、“一刺しの鋭さ”を持っているところも大きな魅力と言っていい。
「自分が6番と8番のどっちかに徹するというのはないですし、チャンスがあれば飛び出すべきだと思っています。6月のオーストラリア戦は飛び出す回数がいつもより少なかったのが反省点。臨機応変さは必要だと思います。今回も誰と組むかは分からないですけど、バランス取れるのが自分の良さ。その辺を自分主体にやっていきたいですね」と本人はとにかくポジティブだ。
昨年の夏、パリ五輪でキャプテンを務めた人材だけに、自分からアクションを起こしていけるのは心強いポイント。守田と田中が不参加という千載一遇のチャンスを活かすべく、思い切った仕事ぶりを見せてほしい。
もちろんボランチ要員は彼ら3人だけではない。鎌田と佐野航がスタート、もしくは途中から出ることもあり得るし、彼らが佐野海、藤田と新たなコンビネーションを形成していくかもしれない。どういう組み合わせになっても、長く代表ボランチをリードしてきた遠藤、守田、田中の3人とは成熟度の違いが生じるだろうが、代表にもたらされる新たな効果も必ずある。そうやって中盤の構成に厚みが生まれ、チーム全体の戦い方の幅が広がっていけば、大舞台に向けて前向きな要素と言っていい。
いずれにせよ、今回2連戦で佐野海と藤田がある程度の長い時間プレーするのは間違いないだろう。進境著しい2人は1年後のW杯メンバー入りに向けて強烈にアピールすべき。メキシコ、アメリカ撃破の原動力として異彩を放ってもらいたいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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