ご存じの通り、今季の柏はロドリゲス監督のチルドレンである小泉佳穂、渡井理己らを補強。いち早くチームの完成度を高めたが、夏の移籍市場でも積極的なアクションを起こし続け、瀬川と小西、馬場晴也、小見洋太、永井堅梧という即戦力の5人を獲得した。
着実な戦力の上積みがチーム力の向上につながっているのは間違いない。そこは夏場の補強がまったくできず、流出する一方だった浦和との大きな差と言えるだろう。
最前線のアタッカー陣のところに目を向けても、前半は垣田が猛烈なハードワークで相手の体力を奪い、後半から瀬川が入って異なる色合いを与えるとともに決定力をアップ。さらに細谷が加わって2トップにシフトチェンジし、得点の確率をより一層引き上げるという理想的な流れができていた。
夏の移籍市場でも積極的なアクション
「自分もフォワードとしてゴールやアシストの精度を上げていかないといけないですけど、今やっていることは間違っていない。自分がゴールやアシストをしたいからといって、他のことをやり始めたら、チームが良い方向に進まなくなる」と垣田も自身の役割に徹していることを明かした。
それはベンチスタートになっている細谷にしても同じこと。点を取らなければ自分の存在意義を証明できないという強い危機感を持って戦っている。1人のFWに依存するのではなく、3人を多彩な形で使える今の柏の陣容は、相手にとって脅威に他ならないのだ。
今後、柏はリーグ戦とルヴァンカップに集中することになる。潤沢な陣容を効果的に使いながら2つのタイトルを狙う。そのメドがついたという点で、浦和戦の劇的な逆転勝利は大きな意味を持ちそうだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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それはベンチスタートになっている細谷にしても同じこと。点を取らなければ自分の存在意義を証明できないという強い危機感を持って戦っている。1人のFWに依存するのではなく、3人を多彩な形で使える今の柏の陣容は、相手にとって脅威に他ならないのだ。
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