戦術面では、タケのポジション取りに大きな変化はなかった。最も目に付いたのは、サイドを深く浸入するのではなく、中央に顔を出すシーンが多かったことだ。ラ・リーガ屈指の左サイドバックで過去にも激しいマッチアップを繰り広げたホセ・ガヤの存在も影響したかもしれない。
前半のハイライトは24分。ホン・アランブルのロングフィードに呼応して裏のスペースに走り込んで、ガヤと競り合ってマイボールにすると、その後も身体を盾にして切り返しを駆使しながらしっかり保持。最後に逆サイドで待ち構えていたアンデル・レネチェアにパスを送り、好機を演出した。
クライマックスは後半まで待たなければならなかった。バレンシアに先制を許した中、その3分後だった。タケの最高のプレーが生まれた。60分、ブライスからパスを受けると、巧みなターンから左足を一閃。悪魔のようなシュートがバレンシアゴールを襲い、完全に虚をつかれたGKフレン・アギレサバラが伸ばした手を越えてネットを揺らした。
「なぜタケをベンチに下げるのか」「信じ難い」“悪魔のゴラッソ”を決めた久保建英の途中交代にソシエダ番記者が苦言「常にピッチに置いておくべき。忘れないでほしい」
カテゴリ:海外日本人
2025年08月22日
フランシスコ監督は学ぶべきだ
77分にもショートコーナーから鋭い弾道のクロスをファーに送ったが、オーリ・オスカールソンが意図を読み切れず、合わせることができなかった。
1-1は残念な結果だ。ソシエダはより攻撃的に振る舞い、内容的に相手を上回っていた。とはいえ、メスタージャで勝ち点1獲得は価値がある。
タケがこのまま調子を上げ、そのポテンシャルを証明すれば、何でも可能になる。だからこそフランシスコは学ぶべきだ。11人がいるなら、なぜあの場面でタケをベンチに下げるのか?
かつてレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がデビッド・ベッカムを獲得するかどうか聞かれた時に「never never never」と3度否定した。タケの交代に関する私の見解もそれと同じだ。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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1-1は残念な結果だ。ソシエダはより攻撃的に振る舞い、内容的に相手を上回っていた。とはいえ、メスタージャで勝ち点1獲得は価値がある。
タケがこのまま調子を上げ、そのポテンシャルを証明すれば、何でも可能になる。だからこそフランシスコは学ぶべきだ。11人がいるなら、なぜあの場面でタケをベンチに下げるのか?
かつてレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がデビッド・ベッカムを獲得するかどうか聞かれた時に「never never never」と3度否定した。タケの交代に関する私の見解もそれと同じだ。
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