・26歳/MF/ブラジル代表
・サンパウロ→セビージャ(完全移籍)
・移籍金:950万ユーロ(約11億4000万円)
サントスでの台頭当時は同僚ネイマールよりも高い評価を得て、一時はブラジル代表の10番を背負ったクラシカルな左利きのゲームメーカー。その後、怪我や不調でフォームを崩したが、ここ1、2年はサンパウロで持ち前の創造性溢れるキラーパスを連発し、ついに欧州初上陸を勝ち取った。移籍金は500万ユーロがサンパウロ、残りの450万ユーロが保有権を管理する投資ファンド『DIS』に入るという。セビージャのホルヘ・サンパオリ新監督はトップ下とセントラルMFで試す意向で、前者なら同じく新加入の清武弘嗣の強力なライバルになりうる。

■フランコ・バスケス
・27歳/FW/イタリア代表
・パレルモ→セビージャ(完全移籍)
・移籍金:1300万ユーロ(約15億6000万円)
ガンソと同じく7月16日にセビージャと5年契約を締結。14-15シーズンのパレルモでパウロ・ディバラ(ユベントス)と縦の2トップを組んでブレイクし、アルゼンチン出身ながら母親の祖国イタリアのA代表で15年3月にデビューした。ドリブル突破とラストパスに持ち味があるレフティーで、セカンドトップ、サイドアタッカー、トップ下などを器用にこなす。リーガ・エスパニョーラでのプレーは、レンタルでラージョ・バジェカーノに所属した12-13シーズン以来となる。
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