結局、グレゴレのファウルは認められず
マルコス・ジョレンテとパス交換したロドリゴ・デ・パウルが右ワイドからクロスを入れると、スルロットが二人のディフェンスに囲まれながらも、粘り強く前に落として、それをペナルティエリア内の中央でアルバレスが拾う。
守備的MFのグレゴレが寄せてくると、アルバレスは浮き球のコントロールでかわそうとするが、グレゴレに触られる形でイーブンボールになったところで、マイボールにしようとしたアルバレスが足もとを削られて転倒したのだ。
レフェリーはいったん流したが、しばらくしてVARと交信。ファウルの可能性があるということで、VAR側との長い確認からOFRに行き着いた。
確かにグレゴレがアルバレスの足に強くコンタクトしているが、アルバレスはその瞬間にバランスは崩しておらず、倒れ方が故意であるようにも見えたし、若干のタイムラグがあった。
その意味ではノーファウルというのも妥当だが、その場のジャッジが正しいか、正しくないかは別として、結果的にPKにならなかったことで、アトレティコは得点だけでなく、流れを自分たちに引き寄せるチャンスも失われたことになる。
結局、グレゴレのファウルは認められず、アトレティコはPKによる先制ゴールのチャンスを与えられなかった。シメオネ監督はパリSGに4点差で敗れたことが、あまりにも大きなビハインドになってしまったこと、そしてジャッジに対する疑問も口にした。
アトレティコは後半にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを投入して攻撃のアクセントを増やしながら手堅い相手ディフェンスに向き合った。
守備的MFのグレゴレが寄せてくると、アルバレスは浮き球のコントロールでかわそうとするが、グレゴレに触られる形でイーブンボールになったところで、マイボールにしようとしたアルバレスが足もとを削られて転倒したのだ。
レフェリーはいったん流したが、しばらくしてVARと交信。ファウルの可能性があるということで、VAR側との長い確認からOFRに行き着いた。
確かにグレゴレがアルバレスの足に強くコンタクトしているが、アルバレスはその瞬間にバランスは崩しておらず、倒れ方が故意であるようにも見えたし、若干のタイムラグがあった。
その意味ではノーファウルというのも妥当だが、その場のジャッジが正しいか、正しくないかは別として、結果的にPKにならなかったことで、アトレティコは得点だけでなく、流れを自分たちに引き寄せるチャンスも失われたことになる。
結局、グレゴレのファウルは認められず、アトレティコはPKによる先制ゴールのチャンスを与えられなかった。シメオネ監督はパリSGに4点差で敗れたことが、あまりにも大きなビハインドになってしまったこと、そしてジャッジに対する疑問も口にした。
アトレティコは後半にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを投入して攻撃のアクセントを増やしながら手堅い相手ディフェンスに向き合った。
87分にようやくグリーズマンが決めたゴールは、相手を高いところまで押し込んでの鮮やかコンビネーションからだった。アンヘル・コレアを起点として、スルロットが左で縦に仕掛けて左足のクロスを入れると、グラウンダー気味のボールはゴール前の混戦を抜けて、ゴール右に流れていたグリーズマンがこれを仕留めた。
そこから残された時間もアトレティコが最後まで諦めない姿勢を見せたが、無念のタイムアップ。他会場ではパリSGがシアトルに2-0で勝利し、3者間の得失点差がそのまま順位を決定づけた。
両チームのスタイルも置かれた状況も異なるが、前後半それぞれクーリングブレイクが入る暑さのなかでも、アトレティコもボタフォゴも、その戦いぶりはハイレベルで見応えがあった。
アトレティコ側から見ると、得失点差の不利が大きく響いたことと、前半のうち、悪くても後半の早い時間帯に1点目を決められなかったことが“敗因”と言える。
しかし、ボタフォゴもグループステージを突破するに値するサッカーを見せており、最後は0-1という結果になったが、パルメイラスとのブラジル勢対決となるラウンド16も楽しみだ。
取材・文●河治良幸
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