「原口元気を語るうえで、あのゴールがどうしても僕のハイライトとして出てきてしまう。それ以上のインパクトをその後に残せなかったことも事実で、それが悔しいという話をどこかのメディアでもしたことがあります。今回、原口元気の新しいインパクトになるようなゴールを決めたい」と、彼自身も大会前にギラギラ感を前面に押し出していたが、それをやるとしたら、インテルは格好の相手だ。
相手守護神のヤン・ゾマーとは長くドイツでやり合った経験もある。その名手と真っ向から向き合い、強烈なシュートを蹴り込んでチームを勝利に導いてくれれば、ここまで約1年間の苦悩を払拭できるはず。それだけの大きな成果を残してこそ、こだわり続けた欧州を離れ、浦和に戻ってきた意味がある。これまでのキャリアのすべてを賭けて、この一戦に挑むべきだ。
「今大会を見ていると、欧州勢が苦戦している。それはモチベーションの部分なのか、フィジカル的な部分なのか分からないですけど、僕らや南米のクラブとシーズンが終わったばかりの欧州勢とは少し差があるのかなと。その分、隙もあると思うので、そこを突いていきたい。したたかに戦いたいと思います」
存在価値を改めて世界に示してほしい
原口が言うように、浦和がサプライズを与えるような展開に持ち込むためには、やはり序盤の入りが重要だ。開始12分に失点してしまったリーベル戦を教訓に、今回はしぶとく粘ってできるだけ長い時間をゼロで抑えるしかない。
そうすれば、いつか必ず浦和に勝機が訪れる。背番号9はグスタフソンや松尾佑介、金子拓郎ら好調な面々とともに、チームをそういう方向に導く必要がある。
勝負のインテル戦。原口元気には自身の存在価値を改めて世界に示してほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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