パリ五輪では全4試合に先発して2ゴール
U-23日本代表の一員として戦った昨夏のパリ五輪では、チームは準々決勝でスペインに敗れてメダル獲得を逃した。それでも山本自身は全4試合に先発出場し、ボランチながら2得点の活躍を見せるなど結果を残した。
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振り返ってみると、パリ五輪は素直に楽しかったです。友達や家族が現地に来てくれて、テレビ応援してくれた方たちにも喜んでもらえて幸せでした。
プロに入ってから、今まで通算で3点とかしか決めていなかったのに、あそこで2点も決められて、正直、持ってるなとは思いましたね(笑)。
それでもメダルを取れずに終わってすごく残念です。正直、あの時は本当に負ける気がしませんでした。
チームのクオリティでいえば、東京五輪の時の日本代表のほうが高かったと思います。自分たちは周りから東京のメンバーのほうがすごいとずっと言われてきて、パリ五輪の前には「この世代、大丈夫か」と批判をされたりもされました。それを見返したい気持ちもありましたし、オーバーエイジなしでメダル獲得という目標を掲げていたので、すごく悔しいです。
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振り返ってみると、パリ五輪は素直に楽しかったです。友達や家族が現地に来てくれて、テレビ応援してくれた方たちにも喜んでもらえて幸せでした。
プロに入ってから、今まで通算で3点とかしか決めていなかったのに、あそこで2点も決められて、正直、持ってるなとは思いましたね(笑)。
それでもメダルを取れずに終わってすごく残念です。正直、あの時は本当に負ける気がしませんでした。
チームのクオリティでいえば、東京五輪の時の日本代表のほうが高かったと思います。自分たちは周りから東京のメンバーのほうがすごいとずっと言われてきて、パリ五輪の前には「この世代、大丈夫か」と批判をされたりもされました。それを見返したい気持ちもありましたし、オーバーエイジなしでメダル獲得という目標を掲げていたので、すごく悔しいです。
0-3で敗れた準々決勝のスペイン戦は悔しくて、すぐに振り返ったり、映像を見返したりはできませんでした。でも最近、あの試合を見てみると、チームとしても個人的にも、パフォーマンスは思っていたより悪くなかったなと思いました。
あの時のスペインは、今季ラ・リーガで優勝したバルセロナでバリバリ出ている選手が多数いて、タレント揃いでしたが、ある程度やれるなという手応えも感じました。
しかしミリ単位のパスのずれなど、細かい部分の差はもちろんありますし、やはり足りなかったのは個の力で、それがすべてです。そこで優位に立てていたら、サイドで時間が作れたり、スペインのように相手を広げながら攻撃できて、自分たち主導のサッカーができていたと思います。
世界のトップレベルを体感できて、あのような大舞台にもう一度立ちたいというモチベーションは一層湧いてきました。
あの時のスペインは、今季ラ・リーガで優勝したバルセロナでバリバリ出ている選手が多数いて、タレント揃いでしたが、ある程度やれるなという手応えも感じました。
しかしミリ単位のパスのずれなど、細かい部分の差はもちろんありますし、やはり足りなかったのは個の力で、それがすべてです。そこで優位に立てていたら、サイドで時間が作れたり、スペインのように相手を広げながら攻撃できて、自分たち主導のサッカーができていたと思います。
世界のトップレベルを体感できて、あのような大舞台にもう一度立ちたいというモチベーションは一層湧いてきました。