「ベルギーとJリーグではサッカーの種類がまったく異なる」
チームの厳しい状況や思うように試合に出られない日々など、さまざまな葛藤があるなかでも、ヨーロッパのタフな環境に身を置いたことで、自身の成長を実感している。
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フィジカル面は確実に進化していると感じています。もちろんチームにもよりますが、ベルギーとJリーグではサッカーの種類がまったく異なります。縦に速くて、五分五分のボールを奪い合う場面も多いので、必然的に強くなっているのかなと思います。
筋トレにも積極的に取り組んでいて、周りの人たちからは日本にいた時よりも身体がシュっとしたと言われるのですが、実際には体重が3キロぐらい増えています。以前は僕のプレースタイル的に、筋トレは最低限でいいと思っていましたが、やはり必要だと痛感しています。今もガチムチになるつもりはないですが、特にベルギーは球際のバトルが多く、フィジカル的な要素は必ず求められる部分です。
ベルギーリーグとJリーグの1番の大きな違いは、トランジションの差です。ベルギーのほうが行ったり来たりする回数が多く、ゲームのスピード感がまったく異なります。
そのなかでも僕が持っているプレーの丁寧さは、通用すると思っています。思いやりのあるパスやメッセージ性のあるパスを出せるのは自分の強みです。一方で、1人でやり切るとか、プレーを完結させるというのは、僕に足りないものだと思っています。
今までは味方を使いながら崩せたらいいと思っていましたが、ベルギーではどうしてもサポートが少なかったり、フォローがない状況も少なくないので、個で打開できる力をつけなければいけないと感じています。
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フィジカル面は確実に進化していると感じています。もちろんチームにもよりますが、ベルギーとJリーグではサッカーの種類がまったく異なります。縦に速くて、五分五分のボールを奪い合う場面も多いので、必然的に強くなっているのかなと思います。
筋トレにも積極的に取り組んでいて、周りの人たちからは日本にいた時よりも身体がシュっとしたと言われるのですが、実際には体重が3キロぐらい増えています。以前は僕のプレースタイル的に、筋トレは最低限でいいと思っていましたが、やはり必要だと痛感しています。今もガチムチになるつもりはないですが、特にベルギーは球際のバトルが多く、フィジカル的な要素は必ず求められる部分です。
ベルギーリーグとJリーグの1番の大きな違いは、トランジションの差です。ベルギーのほうが行ったり来たりする回数が多く、ゲームのスピード感がまったく異なります。
そのなかでも僕が持っているプレーの丁寧さは、通用すると思っています。思いやりのあるパスやメッセージ性のあるパスを出せるのは自分の強みです。一方で、1人でやり切るとか、プレーを完結させるというのは、僕に足りないものだと思っています。
今までは味方を使いながら崩せたらいいと思っていましたが、ベルギーではどうしてもサポートが少なかったり、フォローがない状況も少なくないので、個で打開できる力をつけなければいけないと感じています。
また、コミュニケーションの部分においては、基本的には英語で会話をしていて、2年でだいぶ上達しました。
英語は18歳ぐらいの時から本格的に勉強していて、先生にカフェでレッスンをしてもらったりしていました。今は、チームメイトのアメリカ人の選手とよく話をしていて、言い回しなどを教えてもらっています。やはりネイティブの人と話すのが、1番分かりやすいというか、勉強になります。
STVVは日本人が多く在籍しているクラブなので、他の国籍の選手たちは日本人に慣れていて、リスペクトを持ってくれています。僕はチーム内で意識的に日本人ばかりで集まらないようにしたり、トレーニングでグループに分かれるときも、他の国籍の選手たちと組むようにして、コミュニケーションを図っています。
英語は18歳ぐらいの時から本格的に勉強していて、先生にカフェでレッスンをしてもらったりしていました。今は、チームメイトのアメリカ人の選手とよく話をしていて、言い回しなどを教えてもらっています。やはりネイティブの人と話すのが、1番分かりやすいというか、勉強になります。
STVVは日本人が多く在籍しているクラブなので、他の国籍の選手たちは日本人に慣れていて、リスペクトを持ってくれています。僕はチーム内で意識的に日本人ばかりで集まらないようにしたり、トレーニングでグループに分かれるときも、他の国籍の選手たちと組むようにして、コミュニケーションを図っています。