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平畠啓史チョイス“至極の11人”|MVPは名古屋のスーパーハードワーカー。チャッキーは鹿島7連勝の立役者の一人【J1月間ベストイレブン5月】

カテゴリ:連載・コラム

平畠啓史

2025年06月09日

L・フェルナンデスはすべてのプレーが上手い

MVPは名古屋の稲垣。彼の素晴らしさが全開に披露され5月だった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 中盤の右にはチャッキーこと鹿島のチャヴリッチ。推進力抜群で個でボールを運ぶこともできるし、味方を使ってコンビネーションでも局面を打開できる。守備力もあり、ボールを奪い切ることもできる。時間帯や状況に応じてチームにとって一番必要なプレーを選択するし、それをアピールするわけでもなく黙々とプレーする姿も実に良い。鹿島7連勝の立役者の一人である。

 中盤の左には川崎のマルシーニョ。3試合連続ゴール。得意のドリブル突破だけでなく、ゴール前でしっかりとポジショニングしていることが3ゴールに繋がっている。

 トップ下に置かせていただいたのが、2G6AのC大阪のルーカス・フェルナンデス。すべてのプレーが上手いし、見ていて気持ちいい。キックの精度の高さ。ボールコントロールの巧みさ。止められないドリブル。19節・清水戦の70分、北野颯太のパスをコントロールしてからの絶妙な間合いでのシュートは見事だった。

 5月に4得点はC大阪のラファエル・ハットン、FC 東京のマルセロ・ヒアンがいるが、FWは同じく4ゴールの神戸の宮代大聖をセレクト。技術の高さは言うまでもないが、果敢に相手ゴールに向かっていく姿勢が素晴らしい。相手ゴール前に近づいても、相手のディフェンダーに囲まれても慌てることがない。5月までノーゴールだったのが不思議なくらいで、これからさらにゴールを重ねていくだろう。
 
 そして、今月のMVP は名古屋の稲垣。清水戦のヘディングシュートは絶妙だった。京都戦のカウンターからこぼれ球を決めたゴールは稲垣の真骨頂。浦和戦のゴール中央に決めたPKは精神の強さと冷静さが散りばめられていた。

 しかし、ゴールシーンだけでなく、クロスが来なくともファーサイドにスプリントしていた。プレスバックで相手にプレッシャーをかけていた。新潟戦の5分、原輝綺のヘディングシュートはクロスバーに当たったが、クロスを送ったのは稲垣で、ボレーでのクロスはフォームも美しく足が柔らかくしなっていた。稲垣の素晴らしさが全開に披露され5月だった。

取材・文●平畠啓史

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