高卒J内定一番乗り! 柴崎、神谷の系譜を継ぐ高橋壱晟が、千葉入りを決めて見据える先

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年07月06日

10番を背負いたかった。自分らしい10番を目指す。

U-18プレミアリーグEAST7節の鹿島ユース戦は、0-0のスコアレスドローに。本来のプレーを出せず高橋も「もっと相手にとって怖い存在にならないと」と気を引き締める。写真:安藤隆人

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――ジェフの練習参加をして、感じたことはなんでしょうか?
 
「やっぱり判断スピードと守備ですね。判断スピードが遅くて、相手にとられたりしたので、そこはもっと上げないといけません。あとは守備ですね。紅白戦をやっても、僕のポジショニングが悪くて、背後を突かれたり、簡単に前を向かれてしまいました。
 
 それは僕の大きな課題でもあって、(昨年度選手権準決勝の)國學院久我山戦でも、相手に簡単にやられてしまった。守備の面は本当に高い意識を持って取り組むべき課題だと思います。守備をしっかりとできて、攻撃では関わり続けられる。攻守両面で存在感を発揮できる選手になりたいです」
 
――今年はこれまで柴崎岳(鹿島)、神谷優太(湘南)らが背負った青森山田の10番を引き継ぎました。
 
「10番を背負いたかったんです。今年は10番だと思っていましたし、自分らしい10番というか、今までの先輩たちは凄い人たちばかりですが、そこで臆する事なくやっていきたいと思っています。でも、今日みたいな試合で結果を出さないと、10番の責任を果たしたとは言えない。今年は僕が周りを引っ張る気持ちが強くなりましたし、もっとやらないといけません」
 
――どんな試合でもボックスtoボックスで躍動できる選手にならないといけませんよね。
 
「はい、そこは重要だと思います。僕が上に行くためには、それができるボランチになれるか、なれないかでは大きな違いが生まれます。そのためには運動量、フリーランニングの質を含め、高めていかなければいけないことが多くあります。もっと相手にとって怖い存在にならないといけないので、これからより意欲的に取り組んで行きたいと思います」
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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