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「僕らの選手層が良い方に出た」永井謙佑が語る清水撃破の要因。和泉竜司も強調「『自分が勝たせるんだ』という気持ちで戦うべき」【名古屋】

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2025年05月04日

FW陣の得点力アップがカギ

チームとして求めていた“2点目”を挙げた和泉。(C)SOCCER DIGEST

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 実際、今季の名古屋は他が羨むような選手層を擁する集団だ。清水戦を見ても、後半から出てきたのは、日本代表歴のある森島司や他チームで主力級の活躍を見せていた山岸、浅野、中山克広、宮大樹といった面々である。その圧倒的な選手層を今季序盤は有効活用しきれず、予想外の停滞につながっていたが、連戦中の清水戦で長谷川監督も1つの打開策を見出したのではないか。

 名古屋がクリーンシートで勝利したのは、4月2日の横浜F・マリノス戦(2-0)以来、2試合目。今季の彼らはここまで総失点が23とリーグワーストだが、そこに歯止めをかけるメドがついたのは大いに意味があることだ。

 そのうえで、複数得点を奪ったのだから、それを継続していくしかない。ただ、永井、山岸らFW陣は依然としてまだノーゴールのままだ。前線の得点力が上がらないという現実を踏まえ、指揮官もここまで5ゴールの稲垣祥、3ゴールのマテウスにボールを集める苦肉の策を採っているが、やはりFWが点を取らなければ、劇的な浮上は難しいだろう。
 
「自分たちフォワードが流れちゃうと、なかなかボックスに入れないという現実もある。チャンスを外してるのもありますけど、ゾーンに入ることを意識しないとチャンスは来ないかなと思います」と永井は分析していたが、彼らに点を取らせる形を早急に構築することが肝要だ。

「フォワードが点を決めて勝てれば、もっと乗ってくると思う。辛抱強くやりながら、自分もアシストできればいいですね」と和泉も語気を強めたが、6日のファジアーノ岡山戦で堅守のチームを相手に結果が出れば、風向きも変わってくるのではないか。

「圧倒的選手層」と「総合力」というストロングで今後、対峙する敵を上回っていけるのか。名古屋にとっては今の時期が今季を左右する正念場になりそうだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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