GKに尻もちをつかせ、無人のゴールへ流し込んだ
79分には、自ら蹴り出したボールに快足を飛ばして追いつくと、一度タメを作って、駆け上がってきたパブロ・マリンにパスを出し、オーリ・オスカールソンのシュートの起点に。さらにその直後、オラスガスティのパスに反応しスペースに走り込んだが、オスカールソンへのアウトサイドクロスは精度を欠いた。
2点ビハインドで前がかりにならざるを得ないラス・パルマスのゴールを、ソシエダは再三速攻で襲い、そして迎えた88分だった。ロングボールからタケが裏に抜け出すと、鋭い切り返しでDFをかわし、GKには尻もちをつかせ、無人のゴールへ流し込んだ。しかし残念ながら得点はオフサイドの判定で認められなかった。
【動画】際どすぎる幻のゴール
2点ビハインドで前がかりにならざるを得ないラス・パルマスのゴールを、ソシエダは再三速攻で襲い、そして迎えた88分だった。ロングボールからタケが裏に抜け出すと、鋭い切り返しでDFをかわし、GKには尻もちをつかせ、無人のゴールへ流し込んだ。しかし残念ながら得点はオフサイドの判定で認められなかった。
【動画】際どすぎる幻のゴール
アディショナルタイムにも、ボールを奪うとカウンターに転じ、長い距離を単独で運びゴール前でパスを出すも、またしてもオスカールソンが決めきれなかった。
スペインに「良いことは待つ者に訪れる」ということわざがある。この試合における最高の時間帯は、文字通りラス・パルマスを破壊した63分以降だった。タケが“スターモード”で先導役を務めるソシエダが再び欧州カップ戦出場権争いに顔を出してきたのは、ごく自然なことだ。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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