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優勝とともに引退から5年。コロナに翻弄され――栗原勇蔵の今。なぜ再び“前線”に立つのか「自分に何ができるかを考えた」

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年04月21日

41歳の新人が感じる確かな充実感

クラブシップ・キャプテン就任直後にコロナが大流行。活動は大幅に制限された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今年1月にクラブシップ・キャプテンを退任。チーム統括本部のスタッフに転身し、立場は違えど、再び“前線”に立つこととなった。

「現役を引退する前にどう自分の進路を決めていくか、クラブから色々と提案をしてもらいました。統括的なところや現場のコーチなどの話もしてもらっていたなかで、統括も現場といえば現場なので、自分の中で『1回、現場に関わらないで』と思ったので離れていたのですが、その5年間で『自分に何ができるか』を色々と考えました。結局、やはりサッカーというか、現場に関わることが自分の力が1番活きる道なのかなと改めて思いましたし、そのタイミングでまたオファーをいただいたので、チーム統括本部に入りました。チーム統括本部には様々な仕事がありますが、チームの編成に関するところがメインです」
 
 現場入りから数か月。初めて尽くしの業務をこなし、忙しない日々が続くが、41歳の新人は確かな充実感を感じているようだ。

「楽しいですよ。自分の好きなクラブが自分を必要としてくれて。例えば、数字に現れるようなことはできないかもしれないですが、現場に行くと選手も含めてみんな良くしてくれて、毎日が楽しいです。本当に、今は楽しくやれているなと感じています」

 栗原氏の“サードキャリア”は始まったばかり。大いに注目だ。

※第1回終了(全5回)

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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