「後ろの安定感が攻撃に繋がると思います」
これまでもアジアの戦いでは、日本がボールを握って攻める側になり、ほぼハーフコートの状況からロングボールで一気にピンチを迎えるシーンは少なからずあった。2010年、14年、18年のW杯3大会で日本のゴールマウスを守った川島も、そこの準備を非常に重視していた。
浦和レッズからベルギーのシント=トロイデン、そしてセリエAのパルマと環境を変えながら、日本代表での地位を築いてきた鈴木は、パルマで最も成長したのが準備のところであることを認めるが、セリエAでは多くのシュートが飛んでくる環境で、度重なるビッグセーブを強いられている。
それとは全く反対の状況で、いきなり来る危機的なシーンをいかに防いでチームに安心感を与えられるか。そこは日本代表における鈴木の大きなテーマの1つになっている。
浦和レッズからベルギーのシント=トロイデン、そしてセリエAのパルマと環境を変えながら、日本代表での地位を築いてきた鈴木は、パルマで最も成長したのが準備のところであることを認めるが、セリエAでは多くのシュートが飛んでくる環境で、度重なるビッグセーブを強いられている。
それとは全く反対の状況で、いきなり来る危機的なシーンをいかに防いでチームに安心感を与えられるか。そこは日本代表における鈴木の大きなテーマの1つになっている。
「今日みたいなゲームは本当に、一本あるかないかだと思う。そこの集中力は常に持ってましたし、チームではたくさんシュートが飛んでくることが多いので。代表ならではというか、代表だなあという感じがします」
そう語る鈴木はビルドアップなど、攻撃面での関わりはあまりないなかで、必ずゼロで終えることを念頭におきながら、仲間たちのゴールを信じた。結果、試合は無念のスコアレスドロー。鈴木はそこの悔しさを共有しながらも「やっぱり後ろの安定感が攻撃に繋がると思いますし、そこは常に自分として出していきたい部分。今日は得点できませんでしたけど、やっぱり最後までチャンスがあるので。(GKは)いかにゼロで抑えるかが鍵になる」と強調した。
ここから本大会まで色々なシチュエーションでの戦いが想定されるが、いかなる時も的確な準備と研ぎ澄まされた集中力で、日本のゴールを守っていく。アジアカップで多くの批判を浴び、逆境を乗り越えたGKの背中は、頼れる守護神のそれになっていた。
取材・文●河治良幸
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