高井、関根のような若い大型のDFは貴重だ
このうち、試合出場の可能性が一番高そうなのは高井だろう。公開された23日の練習でも、クロス&シュートのトレーニングの際、板倉や伊藤洋輝(バイエルン)らとともに最後尾に位置し、ビルドアップの起点として存在感を示していた。バーレーン戦で瀬古歩夢(グラスホッパー)にやや不安定さが垣間見えたこともあり、ここはビッグチャンスと言っていい。
192センチの長身で対人の強さと反応の速さ、パス出しのセンスも兼ね備えた彼のポテンシャルを指揮官も高く買っている様子。最終予選初戦だった昨年9月の中国戦(埼玉)の71分からいち早くピッチに送り出したのも、期待の表れに他ならない。
本人は「今年の目標は代表スタメン」と話していたが、サウジアラビア戦で早速、そこに手が届くかもしれない。そのうえで、11月の中国戦(厦門)とバーレーン戦に先発した瀬古、11月のインドネシア戦(ジャカルタ)に出た橋岡大樹(ルートン)を抜き去るようなインパクトを残せれば、北中米W杯メンバー入りに前進するはずだ。
カタールW杯の後、日本の守備陣は冨安、板倉、伊藤、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)と東京五輪世代DFが台頭。「次のW杯は安泰」と見られていた。しかしながら、ここへきて冨安と谷口彰悟(シント=トロイデン)が長期離脱し、町田もケガで不在。本大会でも同じようなことが起きないとも限らない。
ゆえに、高井、そして右ウイングバック(WB)兼務の関根のような若く大型のDFは貴重だ。彼らが突破口を切り開き、パリ五輪世代参入の機運を作ってくれれば、日本代表も活性化するだろう。
192センチの長身で対人の強さと反応の速さ、パス出しのセンスも兼ね備えた彼のポテンシャルを指揮官も高く買っている様子。最終予選初戦だった昨年9月の中国戦(埼玉)の71分からいち早くピッチに送り出したのも、期待の表れに他ならない。
本人は「今年の目標は代表スタメン」と話していたが、サウジアラビア戦で早速、そこに手が届くかもしれない。そのうえで、11月の中国戦(厦門)とバーレーン戦に先発した瀬古、11月のインドネシア戦(ジャカルタ)に出た橋岡大樹(ルートン)を抜き去るようなインパクトを残せれば、北中米W杯メンバー入りに前進するはずだ。
カタールW杯の後、日本の守備陣は冨安、板倉、伊藤、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)と東京五輪世代DFが台頭。「次のW杯は安泰」と見られていた。しかしながら、ここへきて冨安と谷口彰悟(シント=トロイデン)が長期離脱し、町田もケガで不在。本大会でも同じようなことが起きないとも限らない。
ゆえに、高井、そして右ウイングバック(WB)兼務の関根のような若く大型のDFは貴重だ。彼らが突破口を切り開き、パリ五輪世代参入の機運を作ってくれれば、日本代表も活性化するだろう。
一方で、藤田も守田離脱で手薄になったボランチ陣の穴を埋められる存在。遠藤航(リバプール)と田中、もしくは旗手怜央(セルティック)がサウジ戦でも先発するだろうが、どこかで最終予選初出場のチャンスが巡ってくるかもしれない。
「今季は成長を感じられるシーズンになっていると思います。対人の強さはすごく増したし、強度の高いなかで自分のプレーを出す時間帯も多くなった。ただの6番としてではなくて、8番の役割も少しずつ増えているので、幅も広がったかなと思います」と本人もベルギー2年目の今、確かな前進を見せている。その力を発揮できれば、ボランチ陣の競争に割って入ることも可能なはず。まずは現代表での一歩を踏み出すことが肝要だ。
森保監督も彼らのような2001年以降生まれのメンバーの突き上げを強く求めており、今後はできる限り、ポテンシャルのある人材をテストしていくことになるだろう。つまり、高井や関根、藤田にはそれほど多くの時間が与えられないということ。その厳しさを覚悟したうえで、サウジ戦に挑むべき。
「自分たちが現主力の牙城を突き破るんだ」という強い闘争心とアグレッシブさを示して、空気をガラリと変えていくべき。次戦はパリ五輪世代の動向から目が離せない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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