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W杯優勝を目ざすなら、選手層の拡大は必須。次節サウジ戦で起用してほしい3選手は?【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年03月22日

若いDFの成長は指揮官も待ち望んでいること

複数のポジションをハイレベルにこなす旗手。貴重な戦力になるはずだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 W杯抽選会での上位ポッド入りを目ざす森保監督が新戦力を先発に入れるとしたら、オーガナイズが大きく崩れない3人程度までだろう。そんななか、もう1人、試す可能性があるとすれば、192センチの長身DF高井幸大(川崎)。というのも、バーレーン戦で3バックの右に入った瀬古歩夢(グラスホッパー)が守備面でやや不安定さを露呈し、新たな人材を発掘する必要があるからだ。

 右CBについては、もともと板倉滉(ボルシアMG)が主戦場としていたポジションだが、谷口彰悟(シント=トロイデン)の負傷後に板倉がセンターに移動。右は橋岡大樹(ルートン)、瀬古と起用が流動的になっている。つまり、パリ五輪世代では最も伸び率の高い高井は十分に食い込めるチャンスがあるのだ。

「今年の目標? 代表でスタメンに入ることは1つの目標かなと思います」とバーレーン戦前にも話していたが、ここでそのチャンスが巡ってきたら、川崎で積み上げていることを出すしかないだろう。

 昨年9月の中国戦で71分からピッチに立った頃は、まだ代表での立ち位置に自信がなかったのか、あまり多くを語らない印象が強かったが、今シリーズでは「自分はものすごく成長したと思いますし、努力してきた自信もあるので、ピッチで表現したい」と意欲を前面に押し出すようになっている。
 
 若い選手というのは、ちょっとしたきっかけで急成長することがあるが、21歳の高井はそういう時期なのかもしれない。

 谷口、冨安健洋(アーセナル)、町田浩樹(ユニオンSG)と守備陣で怪我人が続出する今、若いDFの成長は指揮官も待ち望んでいること。高井が本大会へのリスタートとなるサウジ戦で鮮烈な印象を残してくれれば、明るい未来が開けてくるかもしれない。

 まずは2022年カタールW杯を経験していない彼らの一挙手一投足に期待を寄せたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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