ウイングバックの右は、第６節の中国戦以外はすべて先発している堂安律（フライブルク）だろう。その中国戦でスタメン出場した伊東純也（S・ランス）が、交代で出てくるパターンになると見る。

　左のウイングバックは、クラブで圧巻のゴールを連発している三笘薫（ブライトン）が務める。突破力と得点力を兼備した中村敬斗（S・ランス）はスーパーサブ的な起用法となりそうだ。

２シャドーの一枚は、ここまで全試合スタメンの南野拓実（モナコ）だ。ここにきて調子が上がっているのは、森保ジャパンにとって心強い。

もう一枚は久保建英（レアル・ソシエダ）と鎌田大地（クリスタル・パレス）が３試合ずつ先発を分け合っていたなか、今回は後者になると見立てた。先週末、唯一試合がなく、最も早く日本に帰国するなど休養は十分で、前回対戦でも４ゴールに絡む活躍を見せたからだ。

　一方、前者は日曜夜の試合に出場し、練習参加は18日からだった。ソシエダで過密スケジュールが続いていたこともあり、頭から出すのは25日のサウジアラビア戦になるのではないか。
 

　１トップは、９月の対戦で２ゴールを挙げている上田綺世（フェイエノールト）だろう。怪我明けでコンディションが懸念されたが、合流直前の試合で２ゴールを挙げるなど、問題はなさそうだ。

　クラブで今季28ゴールを挙げている前田大然（セルティック）の先発も期待されたが、古橋亨梧（レンヌ）や２年ぶりに復帰した町野修斗（ホルシュタイン・キール）と共に控えに回ると予測した。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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