平畠啓史チョイス“至極の11人”|清水の高木践は腕利きの漁師になっていたかも。MVPは軽く10点を超えそうな「10番」【J1月間ベストイレブン2月】
カテゴリ:連載・コラム
2025年03月05日
前線で存在感抜群。フィニッシュでも落ち着いている
ボランチは鹿島の樋口雄太と柏の熊坂光希。攻守で多くのプレーに関わる樋口。攻撃に関わると、何かが起こりそうな雰囲気が漂う。そして、正確な右足から多くのチャンスが生み出される。個人的には、今シーズンのように中央でプレーする樋口が好きだな~。
185センチの大型ボランチの熊坂。守備力もありパスも正確。そして、バタバタせず落ち着いてプレーできるのが素晴らしい。ボランチの位置でボールが落ち着かないと、チーム全体に不安定感が波及することもあるが、熊坂の堂々としたプレーはチーム全体に安心感を与えている。
下手に動き過ぎることなく、ピッチ中央にどっしり構えているのも良い。コンビを組む原川力との関係も良好で、これからさらに注目を集めるようになるだろう。
2シャドーの一人目は湘南の小野瀬康介。3連勝しているだけでなく、湘南が繰り広げるサッカーは見ていて面白い。そのなかで両ワイドや2トップが注目されることも多いが、攻撃を牽引しているのが小野瀬。巧みにボールを引き出し、精度の高い右足からチャンスを生み出す。
攻撃センスに優れ、アイデアも豊富。浦和戦での小野瀬が右サイドに展開してからの福田翔生がゴールを決めるまでの一連の流れは見事だった。
185センチの大型ボランチの熊坂。守備力もありパスも正確。そして、バタバタせず落ち着いてプレーできるのが素晴らしい。ボランチの位置でボールが落ち着かないと、チーム全体に不安定感が波及することもあるが、熊坂の堂々としたプレーはチーム全体に安心感を与えている。
下手に動き過ぎることなく、ピッチ中央にどっしり構えているのも良い。コンビを組む原川力との関係も良好で、これからさらに注目を集めるようになるだろう。
2シャドーの一人目は湘南の小野瀬康介。3連勝しているだけでなく、湘南が繰り広げるサッカーは見ていて面白い。そのなかで両ワイドや2トップが注目されることも多いが、攻撃を牽引しているのが小野瀬。巧みにボールを引き出し、精度の高い右足からチャンスを生み出す。
攻撃センスに優れ、アイデアも豊富。浦和戦での小野瀬が右サイドに展開してからの福田翔生がゴールを決めるまでの一連の流れは見事だった。
もう一人のシャドーにはC大阪の北野颯太。Jリーグ開幕となる大阪ダービーでの2G1Aの活躍はインパクト特大。小気味良い動きと果敢な仕掛け。頭を使ったポジショニングでボールを引き出し、起点にもなっていた。
ゴールに対しても貪欲で、その意欲が動きから、そして表情からあふれ出している。昨シーズンの2ゴールを超えて、2月だけで3ゴール。さらにゴールを重ねる期待を抱かせるには十分な開幕戦の活躍だった。
ワントップ、そして2月のMVPは湘南の鈴木章斗。2月は3ゴール。3連勝の湘南で背番号「10」を背負った鈴木は前線で存在感抜群。ストライカーの風格が漂い始めた。
フィニッシュのシーンでも落ち着いていて、決めるべくして決める感じがフォワードらしい。昨シーズンの10ゴールを軽く超えていきそうな気配の鈴木。ツートップを組む福田と刺激し合い、さらにゴールを重ねていくだろう。
取材・文●平畠啓史
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ゴールに対しても貪欲で、その意欲が動きから、そして表情からあふれ出している。昨シーズンの2ゴールを超えて、2月だけで3ゴール。さらにゴールを重ねる期待を抱かせるには十分な開幕戦の活躍だった。
ワントップ、そして2月のMVPは湘南の鈴木章斗。2月は3ゴール。3連勝の湘南で背番号「10」を背負った鈴木は前線で存在感抜群。ストライカーの風格が漂い始めた。
フィニッシュのシーンでも落ち着いていて、決めるべくして決める感じがフォワードらしい。昨シーズンの10ゴールを軽く超えていきそうな気配の鈴木。ツートップを組む福田と刺激し合い、さらにゴールを重ねていくだろう。
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