加藤や中村はどう受け止めたか
満田と公私ともに親しかった加藤陸次樹は、今回の移籍を前向きに受け入れようとしていた。
「かなり寂しいっす。オフもマコとどっかに行ったりして、何かしらマコと一緒にいたので。でも、彼自身もいろいろ悩んで、自分が成長できる環境に行こうっていう判断をして、覚悟を決めて行ったと思うので、それは尊重したい。11番の重みも分かっていたし、本当はこのチームでずっと活躍したい思いもあったと思うけど、今回の移籍は彼の成長につながる移籍だったと思ってます」
そう語った加藤は、特に出入りの激しい前線に身を置いている心境をこう語る。
「いま、広島はJ1でもトップクラスのチームなので、もちろん競争は激しくなる。それを勝ち抜いてプレーしていかなくちゃいけない。そういう危機感を常に持ってます」
この世界に入ってきたばかりの中村草太も、満田の移籍を真摯に受け止めていた。
「マコさんは目標にしていた選手でもあったので、背番号を39番にしました。今年1年、マコさんが1年目に39番を付けて残した結果を、自分が超えていかないと39番を付けた意味もないと思っていますし、今回の移籍でまた改めて、いろんな責任があると思ってるんで、もっと頑張っていかなきゃいけない。
僕も最初は結果を出せていましたけど、ここ2試合は結果を出せてない。本当に1試合1試合が人生を分けると言っても過言ではないと思っていますし、そういった緊張感のあるところがプロだなと、すごく感じています」
「かなり寂しいっす。オフもマコとどっかに行ったりして、何かしらマコと一緒にいたので。でも、彼自身もいろいろ悩んで、自分が成長できる環境に行こうっていう判断をして、覚悟を決めて行ったと思うので、それは尊重したい。11番の重みも分かっていたし、本当はこのチームでずっと活躍したい思いもあったと思うけど、今回の移籍は彼の成長につながる移籍だったと思ってます」
そう語った加藤は、特に出入りの激しい前線に身を置いている心境をこう語る。
「いま、広島はJ1でもトップクラスのチームなので、もちろん競争は激しくなる。それを勝ち抜いてプレーしていかなくちゃいけない。そういう危機感を常に持ってます」
この世界に入ってきたばかりの中村草太も、満田の移籍を真摯に受け止めていた。
「マコさんは目標にしていた選手でもあったので、背番号を39番にしました。今年1年、マコさんが1年目に39番を付けて残した結果を、自分が超えていかないと39番を付けた意味もないと思っていますし、今回の移籍でまた改めて、いろんな責任があると思ってるんで、もっと頑張っていかなきゃいけない。
僕も最初は結果を出せていましたけど、ここ2試合は結果を出せてない。本当に1試合1試合が人生を分けると言っても過言ではないと思っていますし、そういった緊張感のあるところがプロだなと、すごく感じています」
加藤が覚えている危機感や中村が感じている緊張感は、選手個々の成長につながるに違いなく、チームが強くなる競争力が高まっていくことも間違いない。
また、ジェルマンが記者会見でも自負していたサッカーIQの高さは、練習の初日から窺うことができ、加藤も「すごく器用な選手だと思うし、年相応な動きじゃなく、すごく身軽な動きだったんで楽しみですね。動きながらプレーするタイプで、はたいて動き出すっていう感じだと思うんで、やりながらコミュニケーションを取っていきたいです」と上々の感触を語っていた。
そして、U-20アジアカップを戦っていた中島洋太朗が28日にチームに合流して、2日の横浜FC戦に出場する準備をしている。トルガイが言っていたように、中島からは一時も目を離してはいけない。
広島は多くの関心を集める選手が集うチームになってきている。それはとてもポジティブなことで、これからスキッベ監督がタレントの揃うチームをどうやってさらなる高みに導いていくのか。とても興味深い。
取材・文●寺田弘幸
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また、ジェルマンが記者会見でも自負していたサッカーIQの高さは、練習の初日から窺うことができ、加藤も「すごく器用な選手だと思うし、年相応な動きじゃなく、すごく身軽な動きだったんで楽しみですね。動きながらプレーするタイプで、はたいて動き出すっていう感じだと思うんで、やりながらコミュニケーションを取っていきたいです」と上々の感触を語っていた。
そして、U-20アジアカップを戦っていた中島洋太朗が28日にチームに合流して、2日の横浜FC戦に出場する準備をしている。トルガイが言っていたように、中島からは一時も目を離してはいけない。
広島は多くの関心を集める選手が集うチームになってきている。それはとてもポジティブなことで、これからスキッベ監督がタレントの揃うチームをどうやってさらなる高みに導いていくのか。とても興味深い。
取材・文●寺田弘幸
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