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「ボールを持ったらできる感覚はある」前半戦6ゴールで目標達成!ブンデスで奮闘する日本人FWが語った現在地。対戦した日本代表DFは「最初から出られたら嫌だった」【現地発コラム】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2024年12月24日

「上位チームとやってダメで代えられてという感じだった」

 そのボルシアMG戦まで、町野はチーム最多の4ゴールを挙げていたが、ここ最近はスタメン出場が減っていた。どのように受け止めていのだろう。

「(リーグの)最初の方は調子も良かった。ただ、上位チームとやってダメで代えられてという感じだったので、上の相手にも通用する力がないとシーズンを通しては難しいかなと思っている。最後、クリスマス休暇前の試合で1点、2点取って、通算5点以上は前半戦で取りたいなと思います」

 勝点を伸ばせない中で、マルセル・ラップ監督もどのようにしのぎ、勝機を手繰り寄せるのかを模索し続けている。後ろに枚数を割くと守備は安定するが攻撃への威力は激減する。かといって真っ向からぶつかっていくと、どこかでずれが生じて失点を重ねてしまう。

「最近ロングボールに振り切って、ゴールキックもつながずに蹴るという中で、後半にスペースができたところでプレーして欲しいというのは言われている」
 
 町野はそう現状を説明する。納得いっているわけではない。「もちろん長い時間プレーしたい」という言葉は本音だろう。やれる自信がないわけではないのだ。

「僕はボールを持ったらできるというのは感覚的に持っている。そこまでどうたどり着くかというのが難しいですけど、やるしかない」

 チーム全体的にミスへの恐れが強い傾向があると思われる。つなぐと奪わるかもしれないという不安が判断を鈍らせる。リスクマネージメントがうまくできないと、なかなか思い切ったアタックを仕掛けることもできない。町野だけではなく、キールのオフェンス陣はみな苦戦している。

 昨季2部昇格を決めた後に話を聞いたことがある。ゴールという数字をさらに伸ばすために、どんなことへこだわりを持って取り組もうとしているのだろうか、と。

「練習からアピールして、仲間が僕に出しとけば決めてくれるっていう信頼感をもっと高めていきたいです。信頼が増したら仲間からのパスは増えてくる。こだわってやっていかないといけないと思います」
 
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