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「想像を絶する人的被害の懸念」2034年W杯のサウジ開催決定を欧米大手メディアが非難。“出来レース”を進めたFIFAに苦言「入札のプロセスに疑問が残る」

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年12月12日

「サウジアラビアに有利になるように入札プロセスを不正に操作したと非難された」

『SKY SPORTS』は「FIFA最大のスポーツイベントのために15のスタジアムが建設される中、差別的な法律、人権侵害、労働条件への注目は薄れてしまった。FIFAは、ワールドカップが労働改革を導入し、女性の権利を拡大することで変化のきっかけとなり得るというサウジアラビアの見解を支持している」と指摘。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長をこう皮肉った。

「この機会はインファンティーノ氏によって促進された。サウジアラビアは、世界を飛び回り、権力者や富裕層との写真をインスタグラムに投稿するFIFA会長を喜ばせるための接点を熟知しているのだ。近年、FIFAの事務所がない国の中で、彼が最も多く訪問した国は(サウジ以外に)他にはない。対照的に、彼は2023年にオーストラリアで女子ワールドカップが開催される前、準備状況を確認するために同国を訪問したことはなかった」

 同メディアは「スイスのパンデミック対策の制限が厳しく、不要不急の渡航は控えるよう勧告されていた最中であったにもかかわらず、インファンティーノ氏は2021年初めにFIFAの拠点からサウジアラビアを訪れ、政府の広報ビデオで石油資源の豊富な国を宣伝し、ディルイーヤの宮殿周辺で儀式的な剣舞を披露する様子が撮影された」とその行動を疑問視。こう見解を続けた。
 
「サウジアラビアがワールドカップ開催の鍵を握る統括団体を説得する巧妙さを示したことから、彼の優先事項がどこにあったかは明らかだった。また、インファンティーノ氏は、サウジアラビアに有利になるように入札プロセスを不正に操作したと非難されて以来、1年間、公開の記者会見を一度も開いておらず、ジャーナリストが同氏に直接主張をぶつける機会を奪っている」

『SKY SPORTS』は2030年をヨーロッパ、アフリカ、南米の共同開催にすることで、(同じ大陸で8年間は開催できないため)2034年がアジアかオセアニアの国にしか立候補できない状況を作り上げたと主張。「スポーツ界の多くの道と同様に、すべての道は2034年のリヤドへとつながっていたのだ」と見解を示している。

 いわば“出来レース”だったと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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