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【J1採点&寸評】磐田×FC東京|前田は150ゴールならず。リーグ戦デビューの志村がスーパーセーブ連発で主役に

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年06月11日

FC東京--決定機を逃した前田と水沼を「5」評価。

J1通算150得点を狙った前田(20番)だったが、GK志村の好セーブに阻まれノーゴール。チームも攻撃に決め手を欠いた。 (C)J.LEAGUE PHOTOS

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【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 6
74分、宮崎の強烈なミドルシュートを鋭い反応でセーブ。試合終了間際のゴール前の混戦でもボールをしっかりと弾き出し、無失点で切り抜けた。
 
DF
2 徳永悠平 6.5
左SBに入って公式戦4試合目。小川大と櫻内を相手に縦へ突破を仕掛け、ゴール前にクロスを供給。決定機をふたつ演出するなど見せ場を作った。
 
3 森重真人 6
ジェイの力強いポストプレーに丸山との連係で対抗し、対人の強さも発揮。19分にCKから放ったヘディングシュートは惜しくもGK正面だった。
 
5 丸山祐市 6
自慢の左足で前線を走らせるロングフィードを披露。本職の守備でも空中戦でジェイを上回り、相手エースに仕事をさせなかった。
 
37 橋本拳人 5.5
アダイウトンを封じるなど右SBでの守備も板についてきた。その一方で、攻守の切り替えで思うようにスピードアップできないもどかしさを抱えている印象が否めない。
 
MF
4 高橋秀人 6
11節の湘南戦から公式戦6試合連続スタメン。アンカーに入ってほぼマンマークで小林に付き、潰し役としての責務を全うした。
 
22 羽生直剛 6
経験に裏打ちされた読みでセカンドボールを拾い、ボールホルダーにも果敢にプレッシャー。中盤に安定感を生んでいるのは間違いないが、本人は攻撃に圧力を上げられなかったことを悔いた。
 
27 田邉草民 5.5(67分OUT)
出場停止の米本に代わってインサイドハーフで出場。球際の激しさが目に付いた半面、攻撃への関与がもう少し増えないとチームとしては厳しいか。
 
38 東 慶悟 6(75分OUT)
裏を狙い、フリーランニングを続ける姿勢はお見事。しかし、コーナー付近まで行くものの、チャンスに絡んだのは55分に水沼へ出したスルーパスだけだった。
 
48 水沼宏太 5(59分OUT)
32分に放ったミドルシュートは大きく枠を外し、55分に東のスルーパスに抜け出した場面でも枠を捉えられず。その直後の交代もやむを得ないだろう。
 
FW
20 前田遼一 5
チェイシング、ポストプレー、裏への抜け出しと献身的なプレーを見せるも、GKとの1対1を仕留め切れず。史上5人目のJ1通算150ゴールはお預けとなった。
 
交代出場
MF
17 河野広貴 5.5(59分IN)
右のワイドに入ったが、逆サイドでの攻撃回数が多かった影響もあって見せ場はなし。もう少しボールを持って仕掛ける姿を見たかった。
 
MF
10 梶山陽平 6(67分IN)
4月29日以来、約1か月半ぶりの出場。2度の切り返しで川辺をかわす技術の高さを見せた。チャンスが作れればなお良かったが…。
 
FW
11 ムリキ 5.5(75分IN)
快足を飛ばして停滞するムードを一変。ドリブル突破でゴールに迫ったが、87分のインターセプトからの1対1は決めなければいけない。
 
監督
城福 浩 5.5
決め手を欠く攻撃の改善は進まず、“浩対決”は痛み分け。勝点3を取に行くには、布陣やメンバーを変える決断も必要になるだろう。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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