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古橋亨梧は中国戦で出番はあるのか。セルティックトリオの同時起用などストロングを引き出す最適解を探る【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年11月19日

まずはFWのジョーカー枠を勝ち取ること

セルティックでは好調を維持。今季はここまで公式戦16試合で6得点・3アシストを記録。(C)Getty Images

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 もちろん伊東との関係だけではない。左ウイングバックも中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)や前田大然(セルティック)が出るかもしれないし、シャドーにしても旗手怜央(セルティック)や久保建英(レアル・ソシエダ)らが陣取っていると想定される。

 彼らからクロスやラストパスが中央に入ってきた時、古橋は高さでは分が悪いため、周囲と連係・連動しながらDFのギャップを突いていく工夫が必要になってくる。

 そういったコンビネーションをよりスムーズに発揮してもらうために、森保監督には古橋、前田、旗手のセルティックトリオを同時出場させてほしい。そうすれば、3人は日常的にやっていることをそのまま代表戦のピッチに持ち込める。

 ドイツ代表がバイエルン中心、スペイン代表がバルセロナ中心というように、世界の代表チームを見ても、同じチームのユニットを有効活用する例は少なくない。活動時間が短い代表チームはそれが効率的な強化方法だ。伊東・中村コンビを含め、今回は計算できるユニットをうまく使うべきだろう。
 
 いずれにせよ、古橋が代表で生き残ろうと思うなら、まずはFWのジョーカー枠を勝ち取ること。「上田綺世(フェイエノールト)と小川とは全く違うタイプが1人はいた方がいい」と指揮官に印象付けるような変化をゴール前でもたらすことが肝要だ。

 そのうえで得点・アシストといった数字を残し、「いつどんな状況でも点を取れる選手」だと実証できれば、2025年以降の継続招集の道も開けてくる。

 来年1月には30歳になる古橋が、2026年W杯参戦へのチャンスを拡大するためには、この中国戦を大事にしなければいけない。守備面や起点になる動きを含め、多彩な役割を遂行し、1年間の大きな進化を見せつけなければならない。背番号9の登場のタイミングを心待ちにしたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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