推進力と決定力を前面に押し出している28歳
一方、小川と大橋に出番が与えられるとすれば、試合途中からだろう。9月の2試合は日本が優位に試合を進めていたため、途中から出た小川も余裕を持ってピッチに立つことができたが、今回は必ずしもそういう展開になるとは限らない。
むしろ0-0の拮抗した展開、あるいはビハインドを背負っている状況で送り出される可能性も少なくない。そこで得点を求められるのはメンタル的にも重圧がかかるものだ。
2019年12月のE-1選手権で代表デビューし、今年になって約4年ぶりの代表復帰を果たした小川は、森保ジャパンではまだギリギリの状況下でプレーしていない。そこは2022年カタールW杯を経験した上田との違い。
むしろ0-0の拮抗した展開、あるいはビハインドを背負っている状況で送り出される可能性も少なくない。そこで得点を求められるのはメンタル的にも重圧がかかるものだ。
2019年12月のE-1選手権で代表デビューし、今年になって約4年ぶりの代表復帰を果たした小川は、森保ジャパンではまだギリギリの状況下でプレーしていない。そこは2022年カタールW杯を経験した上田との違い。
もちろん初招集の大橋も同じだ。ここからW杯本大会に向け、修羅場での経験を増やし、その中で結果を出せる勝負強さを彼らには身につけてもらう必要がある。今回の10月シリーズはその絶好のチャンスと言っていい。
これまで初招集の選手をなかなか思い切って使わなかった森保監督だが、この1年間で飛躍的成長を遂げた大橋をどこかのタイミングでピッチに送り出してほしいところ。9月の中国戦で高井幸大(川崎)が初キャップを飾ったような展開にはならないだろうからタイミングが難しいが、ブラックバーンで推進力と決定力を前面に押し出している28歳のFWが代表レベルでどこまでやれるかは、今後のためにも確かめておくべき。それも1つのテーマになりそうだ。
今回は選外の細谷真大(柏)、ドイツ・ブンデスリーガ1部でここまで4得点と結果を残している町野修斗(キール)といった人材も控えている。特に小川と大橋は危機感を抱きつつ、この2戦で確固たる存在感を示さなければならないだろう。
文●元川悦子(フリーライター)
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