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「距離を詰めて潰せ!」敵将が怒鳴るほど強豪ドルトムントの脅威となった前田大然。翻弄されたブラジル代表DFには酷評「不安定さを露呈」【現地発コラム】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2024年10月06日

「やれるという自信もあった」

 印象的だったシーンがある。前田を警戒して距離をとっていたコウトに、コーチングゾーンからドルトムントのヌリ・シャヒン監督が激しいジェスチャーを交えて、「距離を詰めろ!詰めて潰せ!」と指示を出していたのだ。距離を詰めきれなかったコウトに対して、パスを受けた日本代表FWが前を向き、一気にスピードに乗って突破。ほら見たことかとシャヒンは天を仰いだ。

 後半は、ドルトムントも前田にオープンな1対1の場面を作らせないように守り方を調整。2人目がすぐサポートにきたり、前を向かせないように守ったりしていた。前半ほど勝負するシーンはなかったものの、それでも左サイドから鋭い突破とグラウンダーのクロスであわやゴールというシーンを演出するなど、存在感を発揮した。

「縦に勝負とか中に行くというのは、チームで今やっていてすごい自信もついてます。やれるという自信もあった。あとはチームとしてゴールをとるというのはすごく大事かなと思います」
 
 全てがよかったわけではなく、ゴール前でコントロールミスからボールをこぼし、そこからアディエミにゴールを許すなどミスもあった。それでも大敗の中で見つけた光明がある。

「あと6試合あるんで。切り替えてやっていきたいなと思います」

 CLの舞台でも違いを生み出せる選手となるために。前田のチャレンジは続いていく。

取材・文●中野吉之伴

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