「今はチームに貢献することしか頭にない」
S・ランスでの一挙手一投足を見ると、中村敬斗ら若いメンバーの良さや特長を引き出そうと意識的に取り組んでいる。7月のジャパンツアーではリーダーとしての自覚も口にしていた。
日本代表でもそういった姿勢を見せてほしいもの。「周りを活かしつつ自らも活きる」というプレーを具現化できれば、伊東はもうひと皮もふた皮も剥けられるのではないか。
31歳になった彼は目下、攻撃的プレーヤーの中ではチーム最年長。週刊誌報道を機に7か月、代表を離れたこと、その間、懸命に守り続けてくれた森保監督に対する恩に報いることを含め、大きな責任と自覚を持ってピッチに立つべきだ。
日本代表でもそういった姿勢を見せてほしいもの。「周りを活かしつつ自らも活きる」というプレーを具現化できれば、伊東はもうひと皮もふた皮も剥けられるのではないか。
31歳になった彼は目下、攻撃的プレーヤーの中ではチーム最年長。週刊誌報道を機に7か月、代表を離れたこと、その間、懸命に守り続けてくれた森保監督に対する恩に報いることを含め、大きな責任と自覚を持ってピッチに立つべきだ。
「前回は初戦を落として、自分たちで難しくしたアジア最終予選だった。わざわざ追い込まれに行く必要はないので、まずはしっかりと中国に勝って、良い状態で挑んでいければいいと思います。今はチームに貢献することしか頭にないし、チームのために頑張りたいです」と、本人も静かに闘志を燃やしていたが、見る者を納得させるためには結果を残すしかない。
前回最終予選の4連続ゴールを上回るくらいの突出したパフォーマンスで、日本の右サイドの第一人者として真価を示してほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
前回最終予選の4連続ゴールを上回るくらいの突出したパフォーマンスで、日本の右サイドの第一人者として真価を示してほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)