• トップ
  • ニュース一覧
  • 「タケを怒らせるリスクを考えるべきだった」久保建英の先発外しにソシエダ番記者が苦言。物議を醸した“ゴールパフォ”については「周りの人間が詮索しても…」【現地発】

「タケを怒らせるリスクを考えるべきだった」久保建英の先発外しにソシエダ番記者が苦言。物議を醸した“ゴールパフォ”については「周りの人間が詮索しても…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年08月28日

重要なクラックの機嫌を損なうようなことをする必要はない

 そのエスパニョール戦、出番が回ってきたのは67分だった。アルグアシル監督はタケを含めて3人を同時投入。エメリが言うように、監督の判断が間違っていたことを知らしめるのに時間はかからなかった。

 80分、右サイドでボールを受けると、対峙したDF2人の間を突破して左足を一閃。ファーのサイドネットに強烈なシュートを叩き込んだ。

 その後のゴールパフォーマンスにどんなメッセージが込められていたかは、ドレッシングルーム内で解決すべき問題だ。ベンチを見ることはなかったが、ユニホームの名前を指さしていた。
 
 ウォーミングアップを行なっている最中にスタンドから浴びせられた侮辱や罵声への反応という意見もあるが、確かにエスパニョールのファンは、バルセロナに絡むことはどんなことでも噛みついてくる。もちろんスタメン落ちに理由を求めるのは自然な流れだ。

 周りの人間がいろいろ詮索しても意味はない。しかしクラブは監督に説明を求めるべきだ。今夏、ロビン・ル・ノルマンとミケル・メリーノの2人の主力が流出し、今なお移籍市場がオープンしている中、チームの重要なクラックの機嫌を損なうようなことをする必要はどこにもない。

 エメリが言うように、セルヒオ・ゴメスが加入したことで、競争原理を働かせたい気持ちも分かるが、タイミングは今ではなかった。タケを怒らせてクラブにもたらしうるリスクをまずは考えるべきだった。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

【記事】「監督アホ」「勝つ気無いやん」久保建英のベンチスタートにファン怒り!「まじでソシエダ出るべき。こんなチームに残る意味ない」
 
【関連記事】
「彼は適切ではなかったと詫びた」久保建英が物議を醸した“怒りのゴールパフォ”を謝罪。先発から外したソシエダ指揮官が明かす「私に向けたものではなかった」
決勝ゴラッソの久保建英はなぜベンチスタートだったのか。ソシエダ指揮官が理由を明かす「いつも言っているが...」
「タケは顔をしかめた」秀逸弾の久保建英、先発落ちを知った時の怒りを“リバプールを蹴った同僚”が明かす「僕たち全員を黙らせた」
「タケがブチ切れてる」「めっちゃ機嫌悪い」途中出場に不満?久保建英の“怒りのゴールパフォ”にネット騒然!「なんか切ない」
「クソ怒ってるの伝わる」「奇跡のシンクロ」久保建英とアーセナルFWが同日に先発落ちで決勝弾→“怒りのゴールパフォ”も同じでSNS反響!「二人とも腸煮えくり返ってる」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ