オーストリア戦で2ゴールのデミラルが2試合の出場停止処分
2008年以来16年ぶりにベスト8に駒を進めたトルコ。準々決勝ではオランダと対戦する。どこが相手でもビビることもなければ、おごることもない。やるべきことに100%の力で取り組むのみだ。
「ファンの愛は本当に素晴らしい。ドイツで暮らすトルコ人がたくさん来てくれて、トルコ国内からもたくさんのファンが来てくれて、そしてトルコ国内のみんなが全力で応援してくれている。この夢を見続けるためには謙虚にハードに取り組んでいくことだ。オランダ戦に向けてまたハードにやっていく。これはEUROだ。最初の試合から簡単な試合なんて一つもなかった。どの試合も最後の1分まで難しい。サッカーではすべて可能だ。我々だってオランダには勝ったこともある。どんな試合も違う。今夜のような試合をまたしたい」(モンテッラ監督)
「ファンの愛は本当に素晴らしい。ドイツで暮らすトルコ人がたくさん来てくれて、トルコ国内からもたくさんのファンが来てくれて、そしてトルコ国内のみんなが全力で応援してくれている。この夢を見続けるためには謙虚にハードに取り組んでいくことだ。オランダ戦に向けてまたハードにやっていく。これはEUROだ。最初の試合から簡単な試合なんて一つもなかった。どの試合も最後の1分まで難しい。サッカーではすべて可能だ。我々だってオランダには勝ったこともある。どんな試合も違う。今夜のような試合をまたしたい」(モンテッラ監督)
ただ問題がないわけではない。出場停止のチャルノハールは復帰するものの、オーストリア戦で2ゴールをあげたCBメリフ・デミラルはUEFAから2試合の出場停止処分を受けてしまった。ゴール後のパフォーマンスがトルコの極右過激派が用いるジェスチャーであり、不適切なものだったというのが理由だ。
デミラル本人は試合後の記者会見で「政治的なメッセージではない。トルコ人としてのアイデンティティから行ったパフォーマンス。トルコ人であることに誇りを持っているし、スタジアムに入るトルコ人ファンがやっているのを見たんだ」とその理由を説明していた。
本人に悪気も政治的な意図はなくとも、ジェスチャーそのものが意味する人種差別を増長するメッセージ性は低くはない。
いずれにしてもオーストリア戦MVPの活躍を見せたデミラルは出場できない。この逆境をモンテッラ監督と代表はどのように向き合い、力へと変えていくのだろうか。
取材・文●中野吉之伴
【記事】「十中八九、PKだ。意味が分からない」敗退のドイツ、スペインDFの“ノーペナルティ判定”にOBが怒り! 独メディアも糾弾「明らかなハンドだ」
【PHOTO】ドイツで開幕したEURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!
デミラル本人は試合後の記者会見で「政治的なメッセージではない。トルコ人としてのアイデンティティから行ったパフォーマンス。トルコ人であることに誇りを持っているし、スタジアムに入るトルコ人ファンがやっているのを見たんだ」とその理由を説明していた。
本人に悪気も政治的な意図はなくとも、ジェスチャーそのものが意味する人種差別を増長するメッセージ性は低くはない。
いずれにしてもオーストリア戦MVPの活躍を見せたデミラルは出場できない。この逆境をモンテッラ監督と代表はどのように向き合い、力へと変えていくのだろうか。
取材・文●中野吉之伴
【記事】「十中八九、PKだ。意味が分からない」敗退のドイツ、スペインDFの“ノーペナルティ判定”にOBが怒り! 独メディアも糾弾「明らかなハンドだ」
【PHOTO】ドイツで開幕したEURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!