2年半の活動で招集された選手は総勢88名
加えて、予備登録リストの扱いが大会直前に変更された点も見逃せない。
当初の予定では2月に人数制限が設けられていないラージリストを提出し、その中から5月下旬に50人の予備登録リストを確定させる流れだった。しかし、5月21日にFIFAが変更を決定。50人のリストを100人に増やすことが伝えられた。さらにその後、100人のリストも撤廃。2月に提出したリストから選手を選定すると通達があった。つまり、ラージリストに関する変更を踏まえると、日本にとってプラスになる可能性がある。
例えば、バックアップメンバーで負傷者が出た場合、「100名以上登録している」(山本ND)というリストから選手を追加できるため、土壇場で欧州クラブに所属する選手が招集OKになった場合に呼び寄せることも不可能ではない。
当初の予定では2月に人数制限が設けられていないラージリストを提出し、その中から5月下旬に50人の予備登録リストを確定させる流れだった。しかし、5月21日にFIFAが変更を決定。50人のリストを100人に増やすことが伝えられた。さらにその後、100人のリストも撤廃。2月に提出したリストから選手を選定すると通達があった。つまり、ラージリストに関する変更を踏まえると、日本にとってプラスになる可能性がある。
例えば、バックアップメンバーで負傷者が出た場合、「100名以上登録している」(山本ND)というリストから選手を追加できるため、土壇場で欧州クラブに所属する選手が招集OKになった場合に呼び寄せることも不可能ではない。
OAの選手がひとりもおらず、またMF久保建英(ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)も招集できないなど、思い通りのメンバー構成にできたわけではない。それでも、こうしたルール変更もうまく使えれば、日本の力を最大値に持っていくことはできるはず。
「詳細なルールを把握したうえで動いていかないといけない。サポーティングスタッフ、メディカルスタッフなど様々な人が動いて、周りの選手の管理もやっていかないといけない」とは山本NDの言葉。2年半の活動で大岩ジャパンに招集された選手は総勢88名。ここから18名+4名が選出された。だが、不測の事態に陥れば、まだほかの選手が呼ばれる可能性は小さくない。総勢88名とスタッフで構成される大岩ジャパンの戦いはここからだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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