小川は前半、機能していなかったが...
1トップで先発した小川は正直、前半は全く機能していなかった。味方の特徴を掴み切れずに、周りの選手を活かす動き出しができていなかったし、本人もへこんだと思う。
交代させられても仕方ない状況のなかで、2得点を決めたのは非常に評価できるよ。目に見える結果でアピールできたし、さらに自信になると思う。
それから、キック精度という部分で途中出場の相馬も素晴らしかった。
小川の1点目をアシストしたクロスは、タイミングやコース、クオリティも完璧。ワールドカップにも呼ばれていたし、途中出場でも必ず及第点以上の活躍を見せてくれるから、彼も高く評価しているよ。
【記事】「満足いく内容ではなかったが、悪くはなかった」3得点に絡んだ小川航基、代表で4年ぶりのゴールは「自分の特長が出た」
交代させられても仕方ない状況のなかで、2得点を決めたのは非常に評価できるよ。目に見える結果でアピールできたし、さらに自信になると思う。
それから、キック精度という部分で途中出場の相馬も素晴らしかった。
小川の1点目をアシストしたクロスは、タイミングやコース、クオリティも完璧。ワールドカップにも呼ばれていたし、途中出場でも必ず及第点以上の活躍を見せてくれるから、彼も高く評価しているよ。
【記事】「満足いく内容ではなかったが、悪くはなかった」3得点に絡んだ小川航基、代表で4年ぶりのゴールは「自分の特長が出た」
11日のシリア戦を含め、6月の2試合は勝たなければいけないけど、消化試合ではあるので、いろいろなことを試していくのだろうなと思った。
1つのオプションとして3-4-3はアリだと思うし、前回のワールドカップでも試していたよね。あの時は三笘や伊東がウイングバックをやっていたけど、守備の強度で考えれば、菅原や冨安などのディフェンダーを入れることも必要になってくる。
対戦相手によって3-4-3のどこに誰を配置するのかは、この消化試合を上手く使ってトライしてほしい。
【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。
【記事】「三笘と久保がいないのに...」森保ジャパンに惨敗でミャンマーファンは嘆き「日本の背中が遠すぎる」「残念な結果だ」
1つのオプションとして3-4-3はアリだと思うし、前回のワールドカップでも試していたよね。あの時は三笘や伊東がウイングバックをやっていたけど、守備の強度で考えれば、菅原や冨安などのディフェンダーを入れることも必要になってくる。
対戦相手によって3-4-3のどこに誰を配置するのかは、この消化試合を上手く使ってトライしてほしい。
【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。
【記事】「三笘と久保がいないのに...」森保ジャパンに惨敗でミャンマーファンは嘆き「日本の背中が遠すぎる」「残念な結果だ」