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金田喜稔がミャンマー戦を斬る!「中村はスーパー。日本の新たな武器だ。小川と相馬も高く評価したい」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年06月07日

小川は前半、機能していなかったが...

正確なクロスを供給して小川のゴールをアシストした相馬。(C)SOCCER DIGEST

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 1トップで先発した小川は正直、前半は全く機能していなかった。味方の特徴を掴み切れずに、周りの選手を活かす動き出しができていなかったし、本人もへこんだと思う。

 交代させられても仕方ない状況のなかで、2得点を決めたのは非常に評価できるよ。目に見える結果でアピールできたし、さらに自信になると思う。

 それから、キック精度という部分で途中出場の相馬も素晴らしかった。

 小川の1点目をアシストしたクロスは、タイミングやコース、クオリティも完璧。ワールドカップにも呼ばれていたし、途中出場でも必ず及第点以上の活躍を見せてくれるから、彼も高く評価しているよ。
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 11日のシリア戦を含め、6月の2試合は勝たなければいけないけど、消化試合ではあるので、いろいろなことを試していくのだろうなと思った。

 1つのオプションとして3-4-3はアリだと思うし、前回のワールドカップでも試していたよね。あの時は三笘や伊東がウイングバックをやっていたけど、守備の強度で考えれば、菅原や冨安などのディフェンダーを入れることも必要になってくる。

 対戦相手によって3-4-3のどこに誰を配置するのかは、この消化試合を上手く使ってトライしてほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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