戦力の幅を広げておくことも注文したい
3つ目は怪我やチーム状態などで代表を長く離れていた選手たちの状態の確認。冨安健洋(アーセナル)や鎌田、久保、旗手、鈴木唯人(ブレンビー)らが該当する。
特に冨安はアジア杯の後、アーセナルに戻ってから完全復帰するまでに2か月以上かかった。最終予選の時期になれば、チームでリーグ戦とチャンピオンズリーグを掛け持ちし、さらにアジアに戻って短期間で移動しながら予選を戦うことになる。彼はそれだけの負荷をかけられる状態なのか。そのあたりを改めてチェックしておくことが肝心だ。
鎌田にしても、ラツィオ残留濃厚と言われながら、一転して退団する方向に傾き、来季は異なるリーグに参戦する見通しだ。となれば、またも新天地への適応を強いられる。それは移籍の可能性のある板倉滉(ボルシアMG)や町田浩樹(ユニオンSG)、田中碧(デュッセルドルフ)、鈴木らにも言えること。代表とクラブの掛け持ちをするための意識向上、チーム内の共通理解を持たせることも、今回の重要なテーマではないか。
特に冨安はアジア杯の後、アーセナルに戻ってから完全復帰するまでに2か月以上かかった。最終予選の時期になれば、チームでリーグ戦とチャンピオンズリーグを掛け持ちし、さらにアジアに戻って短期間で移動しながら予選を戦うことになる。彼はそれだけの負荷をかけられる状態なのか。そのあたりを改めてチェックしておくことが肝心だ。
鎌田にしても、ラツィオ残留濃厚と言われながら、一転して退団する方向に傾き、来季は異なるリーグに参戦する見通しだ。となれば、またも新天地への適応を強いられる。それは移籍の可能性のある板倉滉(ボルシアMG)や町田浩樹(ユニオンSG)、田中碧(デュッセルドルフ)、鈴木らにも言えること。代表とクラブの掛け持ちをするための意識向上、チーム内の共通理解を持たせることも、今回の重要なテーマではないか。
そして4つ目は東南アジアの劣悪な環境での戦い方だ。6日のミャンマー戦が行なわれるヤンゴンは高温多湿の気候が続き、連日の雨予報。悪天候に見舞われるのは間違いない。
2019年9月のカタールW杯・アジア2次予選の初戦の時も、ぬかるんだピッチにかなり苦戦している。その試合でゴールを決めた南野拓実(モナコ)、年代別代表時代から何度かプレーしている久保らは多少の慣れがあるかもしれないが、多くの選手が戸惑いを覚えるだろう。
短期間での移動も含め、普段は整った環境でプレーしている欧州組の選手たちにとってストレスは大きい。メンタル的にも難しい戦いになるが、まずはミャンマーでスッキリと勝って、11日のシリア戦につなげるのが理想的だ。
招集されたメンバーは26人だが、今回の2連戦ではできるだけ多くの選手を起用して、戦力の幅を広げておくことも森保監督に注文したいところ。いずれにしても、数少ない代表活動を充実したものにしなければ、2年後のW杯の成功はない。そこは今一度、しっかりと自覚を持ってほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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短期間での移動も含め、普段は整った環境でプレーしている欧州組の選手たちにとってストレスは大きい。メンタル的にも難しい戦いになるが、まずはミャンマーでスッキリと勝って、11日のシリア戦につなげるのが理想的だ。
招集されたメンバーは26人だが、今回の2連戦ではできるだけ多くの選手を起用して、戦力の幅を広げておくことも森保監督に注文したいところ。いずれにしても、数少ない代表活動を充実したものにしなければ、2年後のW杯の成功はない。そこは今一度、しっかりと自覚を持ってほしいものである。
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