連戦の最後で疲れはピークに。あと一歩が届かず敗戦。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5
後半開始早々の神戸・藤田の直接FKを軽くセーブするなど安定感はあった。前半の失点シーンも、後半の失点シーンも仕方がない部分はある。だが、チームが苦しい時こそビッグプレーが欲しかった。
DF
35 初瀬 亮 5
神戸の攻撃の起点となった渡邉や相馬の仕掛けをケアしながら、自らも積極的に攻撃参加。精度の高いアーリークロスを前線の長沢に入れるなど輝きを見せたが、なかなか結果には結びつかなかった。
15 今野泰幸 5
CBの右でプレーし、主にレアンドロをマーク。前半の失点前まではほぼ完璧にレアンドロを抑えたが、先制して神戸が勢いを増すと、2列目からの攻撃に対応が遅れる場面も。結果として2失点は残念。
6 金 正也 6
今野とのコンビでCBの左でプレー。主にP・ジュニオールをケアしたが、スピードに乗ったドリブルに翻弄される場面も。だが、84分には宇佐美からのCKを頭で合わせてゴール。一矢報いてみせた。
4 藤春廣輝 6
神戸が誇るスピードスター小川&ペドロを相手に、しっかりディフェンスはできていた。だが、守備に追われた分、思い切りのいい攻撃参加が少なかった。一つ前の倉田が孤立する場面があったのは残念。
MF
27 内田達也 4.5(HT OUT)
前半の失点後は勢いに乗る神戸の攻撃を捕まえきれず。39分には神戸・相馬への不用意なスライディングでイエローカードも。直後には自陣のペナルティエリア付近でボールロストしピンチも招いた。
7 遠藤保仁 6
相手を交わしながら味方とのパス交換で試合のリズムを作るのはさすが。だが、ボランチ内田や右サイドバックの初瀬らと呼吸が合わないシーンも。効果的な縦パスでテンポを変えられなかった。
13 阿部浩之 5(59分OUT)
相馬の激しい守備に遭い、なかなか本来のプレーを出せず。右サイドに流れてパスを受けた宇佐美ともう少し連動できればG大阪の攻撃の幅が広がったかもしれない。59分にパトリックと交代した。
11 倉田 秋 6(78分OUT)
速いカウンターを仕掛ける小川をしっかりケアしつつ、積極的に前線へドリブルでボールを運び続けた。だが、なかなか神戸の守備を崩し切るまでにはいたらず。78分にはアデミウソンと交代した。
FW
39 宇佐美貴史 6.5
卓越したボールコントロールでこの試合でも攻撃の起点に。何度もペナルティエリアに侵入し神戸ゴールを脅かし続けた。84分には左CKのキッカーとして金正也のゴールをお膳立て。あとは自身のゴールが欲しかった。
20 長沢 駿 5.5
前線のターゲットマンとして存在感を示したが、初瀬のアーリークロスからのチャンスなどを決めきれず。後半はパトリックとのツインタワーでパワープレーを仕掛けたが神戸ゴールをこじ開けられなかった。
交代出場
MF
21 井手口陽介 5.5(HT IN)
後半から内田に変わってピッチへ。攻撃のテンポに変化を与えるための起用で、遠藤よりも少し前目のポジションから攻撃を組み立てた。だが、なかなか神戸の守備を崩し切るまでには至らず。及第点とは言えない。
FW
29 パトリック 5(59分IN)
得点を期待されて59分に阿部と交代でピッチへ。初瀬からのダイアゴナルなパスを中央で受けてシュートチャンスがあったものの、長沢へのパスを選択し、結果的にボールロスト。もう少し強引さがあっても良かった。
FW
9 アデミウソン 5(78分IN)
倉田と交代で78分からピッチへ。左サイドハーフでプレーし、持ち味のドリブルやサイドチェンジなどで攻撃のリズムに変化を出した。だが、パワープレーに転じた戦術では特長を生かせず。輝けないまま試合を終えた。
監督
長谷川健太 5.5
連戦の最終戦で選手に疲れが見えるなか、選手たちを鼓舞し続けた。攻撃のテンポを変えるためにボランチを内田から井出口に交代させるなど手は尽くしたが、このゲームに関しては神戸の気迫に圧された。
取材・文:白井邦彦(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 東口順昭 5
後半開始早々の神戸・藤田の直接FKを軽くセーブするなど安定感はあった。前半の失点シーンも、後半の失点シーンも仕方がない部分はある。だが、チームが苦しい時こそビッグプレーが欲しかった。
DF
35 初瀬 亮 5
神戸の攻撃の起点となった渡邉や相馬の仕掛けをケアしながら、自らも積極的に攻撃参加。精度の高いアーリークロスを前線の長沢に入れるなど輝きを見せたが、なかなか結果には結びつかなかった。
15 今野泰幸 5
CBの右でプレーし、主にレアンドロをマーク。前半の失点前まではほぼ完璧にレアンドロを抑えたが、先制して神戸が勢いを増すと、2列目からの攻撃に対応が遅れる場面も。結果として2失点は残念。
6 金 正也 6
今野とのコンビでCBの左でプレー。主にP・ジュニオールをケアしたが、スピードに乗ったドリブルに翻弄される場面も。だが、84分には宇佐美からのCKを頭で合わせてゴール。一矢報いてみせた。
4 藤春廣輝 6
神戸が誇るスピードスター小川&ペドロを相手に、しっかりディフェンスはできていた。だが、守備に追われた分、思い切りのいい攻撃参加が少なかった。一つ前の倉田が孤立する場面があったのは残念。
MF
27 内田達也 4.5(HT OUT)
前半の失点後は勢いに乗る神戸の攻撃を捕まえきれず。39分には神戸・相馬への不用意なスライディングでイエローカードも。直後には自陣のペナルティエリア付近でボールロストしピンチも招いた。
7 遠藤保仁 6
相手を交わしながら味方とのパス交換で試合のリズムを作るのはさすが。だが、ボランチ内田や右サイドバックの初瀬らと呼吸が合わないシーンも。効果的な縦パスでテンポを変えられなかった。
13 阿部浩之 5(59分OUT)
相馬の激しい守備に遭い、なかなか本来のプレーを出せず。右サイドに流れてパスを受けた宇佐美ともう少し連動できればG大阪の攻撃の幅が広がったかもしれない。59分にパトリックと交代した。
11 倉田 秋 6(78分OUT)
速いカウンターを仕掛ける小川をしっかりケアしつつ、積極的に前線へドリブルでボールを運び続けた。だが、なかなか神戸の守備を崩し切るまでにはいたらず。78分にはアデミウソンと交代した。
FW
39 宇佐美貴史 6.5
卓越したボールコントロールでこの試合でも攻撃の起点に。何度もペナルティエリアに侵入し神戸ゴールを脅かし続けた。84分には左CKのキッカーとして金正也のゴールをお膳立て。あとは自身のゴールが欲しかった。
20 長沢 駿 5.5
前線のターゲットマンとして存在感を示したが、初瀬のアーリークロスからのチャンスなどを決めきれず。後半はパトリックとのツインタワーでパワープレーを仕掛けたが神戸ゴールをこじ開けられなかった。
交代出場
MF
21 井手口陽介 5.5(HT IN)
後半から内田に変わってピッチへ。攻撃のテンポに変化を与えるための起用で、遠藤よりも少し前目のポジションから攻撃を組み立てた。だが、なかなか神戸の守備を崩し切るまでには至らず。及第点とは言えない。
FW
29 パトリック 5(59分IN)
得点を期待されて59分に阿部と交代でピッチへ。初瀬からのダイアゴナルなパスを中央で受けてシュートチャンスがあったものの、長沢へのパスを選択し、結果的にボールロスト。もう少し強引さがあっても良かった。
FW
9 アデミウソン 5(78分IN)
倉田と交代で78分からピッチへ。左サイドハーフでプレーし、持ち味のドリブルやサイドチェンジなどで攻撃のリズムに変化を出した。だが、パワープレーに転じた戦術では特長を生かせず。輝けないまま試合を終えた。
監督
長谷川健太 5.5
連戦の最終戦で選手に疲れが見えるなか、選手たちを鼓舞し続けた。攻撃のテンポを変えるためにボランチを内田から井出口に交代させるなど手は尽くしたが、このゲームに関しては神戸の気迫に圧された。
取材・文:白井邦彦(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。