ボランチ、SB、GKでメンバー変更を行なう可能性も。
佐々木監督は連戦におけるメンバーの入れ替えに関して、「一人ひとりの特長は分かっているし、替えても問題ない」とコメントしている。守備の立て直しが急務だと考えれば、ボランチとSB、GKでメンバー変更が行なわれる可能性が高いだろう。ボランチはボール奪取に優れた川村で素早い切り替えを、SBは粘り強いディフェンスが持ち味の近賀で相手のクロス攻撃に対応し、GKは最も経験のある福元に任せるのではないか。
一方、攻撃では宮間を本来の左サイドに戻すことで、選手同士の距離間の修正や、フリーランニングとサイドチェンジの回数アップを図り、攻撃パターンを増やすものと思われる。また、オーストラリア戦後に大儀見が説いた「リスクを冒して前に出て行くこと」も必要だろう。
「サイド攻撃をするにしても、中に人数をかけながら、ワイドに散らしていくのを繰り返さないと自分たちの良さは出てこない。得点を取るためにはクロスもタイミングをずらしたり、もっと早い段階で上げて相手の嫌なタイミングにしたり、工夫をしていかないと」
今やなでしこジャパンの代名詞でもある“逆境での強さ”を、宿敵・韓国に見せつけられるか。「チャレンジャーとして戦う」(川澄)先に勝利を掴めれば、失いかけた大会の流れを取り戻せるはずだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
【リオ五輪アジア最終予選スケジュール】
2月29日(月):第1戦・オーストラリア戦 ●1-3
3月2日(水):第2戦・韓国戦(キンチョウスタジアム)
3月4日(金):第3戦・中国戦(キンチョウスタジアム)
3月7日(月):第4戦・ベトナム戦(キンチョウスタジアム)
3月9日(水):第5戦・北朝鮮戦(キンチョウスタジアム)
※試合はいずれも19時35分キックオフ。
一方、攻撃では宮間を本来の左サイドに戻すことで、選手同士の距離間の修正や、フリーランニングとサイドチェンジの回数アップを図り、攻撃パターンを増やすものと思われる。また、オーストラリア戦後に大儀見が説いた「リスクを冒して前に出て行くこと」も必要だろう。
「サイド攻撃をするにしても、中に人数をかけながら、ワイドに散らしていくのを繰り返さないと自分たちの良さは出てこない。得点を取るためにはクロスもタイミングをずらしたり、もっと早い段階で上げて相手の嫌なタイミングにしたり、工夫をしていかないと」
今やなでしこジャパンの代名詞でもある“逆境での強さ”を、宿敵・韓国に見せつけられるか。「チャレンジャーとして戦う」(川澄)先に勝利を掴めれば、失いかけた大会の流れを取り戻せるはずだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
【リオ五輪アジア最終予選スケジュール】
2月29日(月):第1戦・オーストラリア戦 ●1-3
3月2日(水):第2戦・韓国戦(キンチョウスタジアム)
3月4日(金):第3戦・中国戦(キンチョウスタジアム)
3月7日(月):第4戦・ベトナム戦(キンチョウスタジアム)
3月9日(水):第5戦・北朝鮮戦(キンチョウスタジアム)
※試合はいずれも19時35分キックオフ。