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【U-22日本代表 採点・寸評|アメリカ戦】失点に関与したチェイスは厳しく評価。先発組で及第点は同点弾の松木ら3人

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2023年10月19日

細谷は個で戦えることを証明

失点を招くパスミス。不安定なビルドアップなど本来の実力を発揮しきれなかったチェイスは「4.5」。期待が大きかっただけに、残念なパフォーマンスだった。写真:松尾祐希

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MF
7 山本理仁 5.5(81分 OUT)
ビルドアップがままならないなか、アンカーとCBを助けながら、積極的に前に顔を出す。守備でも身体を張り、ファーストディフェンダーの細谷や松木の動きに合わせて相手に素早く寄せた。もう少しボールを奪えていれば...。

MF
8 藤田譲瑠チマ 5
攻守の繋ぎ役を担い切れず、不満が残る出来に。ビルドアップを助けられず、相手に寄せられるとボールを収め切れなかった。得意のセカンドボールの回収でも苦戦。ほとんどの局面で対応が遅れ、身体のぶつけ合いでも競り負けた。

MF
14 三戸舜介 6
孤軍奮闘の働きぶりは賛辞に値する。左サイドで強度の高いプレスをかけ続け、ボールを受ければ何度も局面を打開。後半途中からはインサイドハーフに回り、ボールを動かしながら前線に顔を出した。

MF
16 松木玖生 6(68分OUT)
身体のぶつけ合いにも負けず、CKのこぼれ球から一時は同点となるゴールを決めた。守備面でも前線から細谷とともに相手DFを追い回し、無尽蔵のスタミナでファーストディフェンダーの役割を全うした。

MF
20 山田楓喜 4.5(68分OUT)
チームの攻撃がほとんど左サイドからとなったのは、決して偶然ではない。ボールを前向きの状態でほとんど受けられず、右サイドで孤立。オフ・ザ・ボールの質や単騎で突破するプレーで、物足りなさを感じさせた。

FW
11 細谷真大 6(76分 OUT) 
強度の高いプレスは、この日も変わらず。背中でパスコースを切りながら、相手を追い込んでショートカウンターの起点に。屈強な相手DF陣にも当たり負けせず、個で戦えることを証明した。
 
交代出場
DF
2 内野貴史 5.5(HT IN)
バランスを取りながら、積極的に攻撃に参加。チームを鼓舞する声も途切れなかったが、相手に力負けする場面が目立ち、ビルドアップでもポジショニングやパスの質が伴わなかった。

DF
3 西尾隆矢 6(HT IN)
後半開始から出場し、攻守でアグレッシブに戦う。特に目を見張ったのが繋ぎと運びの部分。積極的に前にボールを運び、すきあらば縦パスを入れて攻撃の出発点としての役割を全うした。

DF
21 大畑歩夢 5(HT IN)
三戸をサポートしながら、自身も前に出たかったが、深い位置まで抉るシーンは数えるほど。守備でも相手の圧に屈し、カウンターからサイドを破られる場面も少なくなかった。

MF
18 新井悠太 5(68分IN)
得意のドリブルを仕掛け切れず、バックパスに逃げるシーンが目立つ。足もとでもらう意識が強過ぎただけに、もう少し裏に抜ける動きで変化を付けたかった。

MF
19 近藤友喜 6(68分IN)
得意の右サイドではなく、最前線でプレー。大柄なDFに怯まず、何度も1on1に挑む姿勢は好印象。単騎で突破して相手を翻弄しただけに、次は本来のプレーエリアで可能性を示したい。

MF
13 田中 聡 採点なし(76分IN)
慣れない右サイドに入ったが、途中からインサイドハーフのポジションへ。守備時は2トップの位置に入り、懸命にボールを追ったが、繋ぎの部分では機能しなかった。

MF
6 福井太智 採点なし(81分IN)
アンカーに入り、持ち前の展開力を発揮。パスを散らすだけではなく、自らゴールを狙う。89分には強烈なミドルシュートを放ち、限られた時間で勇猛果敢に戦った。

監督
大岩 剛 5.5
アメリカのパワーとスピードに屈する。チームを立て直すべく、ハーフタイムで3枚替えを行なったが、効果的な策にはならず。短時間であればハイプレスが機能したが、劣勢になった時のゲームプランが見えなかった。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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