ここまでは順調な足取りだが、出場権を掴むには課題も。
北朝鮮、タイとの2戦を振り返ると、及第点は与えられる。ピンチを迎えても、守備陣の奮起で持ち堪えながら2試合連続の無失点勝利だ。ただ一方で、五輪の出場権獲得というミッションを果たすには課題もある。
ポゼッションを選択するのか、カウンターを仕掛けるのか。どちらの戦術を取るにせよ、チーム全員が“同じ絵”を描けるかが重要。今の戦いぶりを見ていると、チームとして戦況に応じた柔軟な戦いができているかと言われれば素直に頷けない。
“同じ絵”を描けるようになれば、チームのポテンシャルをもっと引き出せる。本大会出場の可能性はグッと高まるはずだ。
選手個々の出来を見れば、技術的なミスが散見される。ただ、潜在能力は目を見張るものがあり、とりわけ興味深いのは、高さと強さを誇る岩波、植田、奈良のCBだ。日本に屈強で高さのある人材は枯渇気味だっただけに、彼らには大いに期待している。
初戦の北朝鮮戦を苦しみながらも勝ち切った自信と団結力を手に、続くタイ戦では取るべき選手がゴールを奪い、順調な足取りで連勝を飾った。この勢いのまま第3戦のサウジアラビアでさらに弾みをつけ、決勝トーナメントへと向かいたい。
ポゼッションを選択するのか、カウンターを仕掛けるのか。どちらの戦術を取るにせよ、チーム全員が“同じ絵”を描けるかが重要。今の戦いぶりを見ていると、チームとして戦況に応じた柔軟な戦いができているかと言われれば素直に頷けない。
“同じ絵”を描けるようになれば、チームのポテンシャルをもっと引き出せる。本大会出場の可能性はグッと高まるはずだ。
選手個々の出来を見れば、技術的なミスが散見される。ただ、潜在能力は目を見張るものがあり、とりわけ興味深いのは、高さと強さを誇る岩波、植田、奈良のCBだ。日本に屈強で高さのある人材は枯渇気味だっただけに、彼らには大いに期待している。
初戦の北朝鮮戦を苦しみながらも勝ち切った自信と団結力を手に、続くタイ戦では取るべき選手がゴールを奪い、順調な足取りで連勝を飾った。この勢いのまま第3戦のサウジアラビアでさらに弾みをつけ、決勝トーナメントへと向かいたい。