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【G大阪】天皇杯決勝へ鍵を握る倉田秋の役割。「守備で頑張るのは当たり前。決定的な仕事にこだわる」

カテゴリ:Jリーグ

下薗昌記

2015年12月31日

2015シーズン初のタイトル奪取へ攻守に渡る奮闘が求められる。

浦和とのリターンマッチとなる天皇杯決勝で、倉田はいかなるパフォーマンスを見せるだろうか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 もっとも倉田自身は守備面だけの貢献に満足はしていない。
「守備で頑張るのは当たり前。トップ下で出ている以上、もっと決定的な仕事にもこだわりたい」
 
 2013年の長谷川体制発足後、泥臭さやハードワークぶりが注目されがちだった背番号11だが、トップ昇格当時は「遠藤と二川の特長を併せ持つ」と称された俊英だ。
 
 7月の東アジアカップ韓国戦で代表デビュー。その後招集はないが、「ハリル効果」は確かに倉田を変えた。
「ハリルさんに口を酸っぱくゴール、ゴールと言われて自分の中に刷り込まれた。今は考えなくても身体がそう動く」
 
 最大の目標だったACLは敗退直後に行なわれた10月25日のアウェー・仙台戦。自身初となる1試合・2得点で3-1の勝利に貢献すると、代表組が不在で挑んだ天皇杯4回戦では川崎相手に自陣から50メートル近いドリブルシュートをゲット。「秋が攻守の鍵」と指揮官が信頼を置き続けて来たタフな技巧派は、確かにその幅を広げて来た。
 
「トップ下は自由に動けるのでやりやすい。それに僕が前で守備をすれば、後ろもしっかりと守ってくれる」
 
 長谷川監督の「懐刀」が今季のG大阪を支えていたのは間違いない。昨季の三冠王者が、今季いまだ手にしていないタイトルを獲得するには、倉田の躍動が不可欠だ。
 
取材・文:下薗昌記(サッカーライター)
 
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