広州恒大――パウリ―ニョ以外のブラジル人が期待を裏切る。

【警告】広島=佐藤(30分)、塩谷(65分)、浅野(73分) 広州恒大=ジョン・ジー(35分)、メイ・ファン(60分)、キム・ヨングォン(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ドウグラス(広島)
【広州恒大|採点&寸評】
GK
22 リー・ジュアイ 6
23分には佐藤のヘディングを左手1本で弾き、45分+3分には抜け出した浅野を素早い飛び出しで防ぐ。後半の2失点はGKにとってほぼノーチャンスだった。
DF
3 メイ・ファン 5
42分にはGKが反応できなかった丸谷のシュートを頭で間一髪のクリアし、大仕事をした。ただ、佐藤、そして後半途中からCFに入った浅野のマーキングに苦しみ、何度もシュートを許した。
5 シャン・リンボウ 5.5
序盤こそ出足の良い対応を見せたが、途中から対面の清水の対応に手こずる。77分には“お見合い”して、あわや失点のシーンも。27分にはポストに当たるミドルを放ったが、全体的には期待を裏切った。
28 キム・ヨングォン 5
前半は無難にカバーリングとマーキングをこなす。ただ、後半は途中交代のドウグラスに振り回され、パスミスも散見された。
35 リ・シュエポン 5
ミキッチ、途中から柏のマークを担当するも、いずれも苦戦を強いられる。83分の逆転ゴールも、担当する左サイドを柏に破られて喫した。
MF
8 パウリーニョ 6.5
4分にヘディングで先制点を挙げ、その後も攻守で違いを見せつけるエクセレントなパフォーマンス。とりわけパスカットからの攻め上がりが光った。
10 ジョン・ジー 5.5
前半は攻→守の切り替えが素早く、広島のカウンターの芽を摘む。後半はやや運動量が落ち、こぼれ球を拾えなくなった。
11 リカルド・グラール 5.5(81分OUT)
スタートは左サイドに入ったが、前半途中から本来のトップ下へ。ただ、過去2試合と同じく、ボールを収めるまではいいが、その後の仕掛けはミスが多く、違いを作れなかった。
16 ファン・ボーフェン 5.5(86分OUT)
いつものように右サイドを献身的に上下動するも、自由に動くリカルド・グラールと“足を踏み合い”大きな仕事はできず。SBのフォローもやや中途半端だった。
FW
9 エウケソン 5.5(HT OUT)
4分のCKでは頭で合わせて先制点のキッカケに。その後も積極的にボールを受けるも、21分と40分に放ったシュートは相手にブロックされた。前半でお役御免に。
29 ガオ・リン 5.5
体躯を利したポストプレーで起点になる。18分には華麗なトラップから惜しいシュートを放つも枠外だった。最後はパワープレーのターゲットになるも、広島の粘り強い守備に苦しんだ。
交代選手
27 チェン・ロン 5(HT IN)
左サイドアタッカーに。なかなかボールが回ってこず、得意のクロスを供給できなかった。
17 リウ・ジエン -(81分IN)
期待外れのリカルド・グラールに代わってピッチへ。目立った活躍はなし。
20 ユー・ハンチャオ -(86分IN)
同点ゴールを狙って前線に投入されたが、1本のシュートも放てず。
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ 5.5
交代カードが仕事をする、準々決勝のような“フェリポン・マジック”はなし。ただ、パウリ―ニョ以外はブラジル人が期待を裏切り、怪我と出場停止で3人を欠くなど、広島と同じくギリギリのマネジメントを強いられた。糾弾はできない。
取材・文:広島=小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
広州恒大=白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
22 リー・ジュアイ 6
23分には佐藤のヘディングを左手1本で弾き、45分+3分には抜け出した浅野を素早い飛び出しで防ぐ。後半の2失点はGKにとってほぼノーチャンスだった。
DF
3 メイ・ファン 5
42分にはGKが反応できなかった丸谷のシュートを頭で間一髪のクリアし、大仕事をした。ただ、佐藤、そして後半途中からCFに入った浅野のマーキングに苦しみ、何度もシュートを許した。
5 シャン・リンボウ 5.5
序盤こそ出足の良い対応を見せたが、途中から対面の清水の対応に手こずる。77分には“お見合い”して、あわや失点のシーンも。27分にはポストに当たるミドルを放ったが、全体的には期待を裏切った。
28 キム・ヨングォン 5
前半は無難にカバーリングとマーキングをこなす。ただ、後半は途中交代のドウグラスに振り回され、パスミスも散見された。
35 リ・シュエポン 5
ミキッチ、途中から柏のマークを担当するも、いずれも苦戦を強いられる。83分の逆転ゴールも、担当する左サイドを柏に破られて喫した。
MF
8 パウリーニョ 6.5
4分にヘディングで先制点を挙げ、その後も攻守で違いを見せつけるエクセレントなパフォーマンス。とりわけパスカットからの攻め上がりが光った。
10 ジョン・ジー 5.5
前半は攻→守の切り替えが素早く、広島のカウンターの芽を摘む。後半はやや運動量が落ち、こぼれ球を拾えなくなった。
11 リカルド・グラール 5.5(81分OUT)
スタートは左サイドに入ったが、前半途中から本来のトップ下へ。ただ、過去2試合と同じく、ボールを収めるまではいいが、その後の仕掛けはミスが多く、違いを作れなかった。
16 ファン・ボーフェン 5.5(86分OUT)
いつものように右サイドを献身的に上下動するも、自由に動くリカルド・グラールと“足を踏み合い”大きな仕事はできず。SBのフォローもやや中途半端だった。
FW
9 エウケソン 5.5(HT OUT)
4分のCKでは頭で合わせて先制点のキッカケに。その後も積極的にボールを受けるも、21分と40分に放ったシュートは相手にブロックされた。前半でお役御免に。
29 ガオ・リン 5.5
体躯を利したポストプレーで起点になる。18分には華麗なトラップから惜しいシュートを放つも枠外だった。最後はパワープレーのターゲットになるも、広島の粘り強い守備に苦しんだ。
交代選手
27 チェン・ロン 5(HT IN)
左サイドアタッカーに。なかなかボールが回ってこず、得意のクロスを供給できなかった。
17 リウ・ジエン -(81分IN)
期待外れのリカルド・グラールに代わってピッチへ。目立った活躍はなし。
20 ユー・ハンチャオ -(86分IN)
同点ゴールを狙って前線に投入されたが、1本のシュートも放てず。
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ 5.5
交代カードが仕事をする、準々決勝のような“フェリポン・マジック”はなし。ただ、パウリ―ニョ以外はブラジル人が期待を裏切り、怪我と出場停止で3人を欠くなど、広島と同じくギリギリのマネジメントを強いられた。糾弾はできない。
取材・文:広島=小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
広州恒大=白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。