「自分のプレーとしては悪くなかった」
千葉Lの決定機を好セーブで防ぎ続けたのが、ベレーザの守護神・田中桃子だった。竹本一彦監督は、皇后杯優勝前後に「1試合で最低1失点は消してくれる」とその働きを称えていたが、本人は中断期間明けのパフォーマンスに今一つ納得がいかなかった様子で、「リーグが再開してから波があった。この試合で、そこをひとつでも上向きにしていきたい」とこの試合に臨んでいた。
チームメイトのプレッシャーから来る硬さを感じながらも、それがほぐれるまで先制点を与えず、スイッチが入るのを待ち続けた。
「前半、あまり良い流れではなかったのですが、(相手のチャンスを)自分が止めることで流れを変えられるのが、このポジション。自分のプレーとしては悪くなかったと思います」
ベレーザの竹本監督は、小林里歌子や藤野あおばといった主力をベンチスタートさせた。これは、次節、直接対決となる浦和L戦を見据えた、戦略的な意味合いが大きかった。
土方麻椰、松永未夢ら若手や、怪我から復帰した菅野奏音にチャンスを与えて結果を出してくれればそれでよし。ダメなら後半から実績のある主力を入れて、という2段構え。「前半の決定機の少なさは誤算だった」が、ハーフタイムに小林、藤野を送り込み、徐々にチャンスを増やしていく。
チームメイトのプレッシャーから来る硬さを感じながらも、それがほぐれるまで先制点を与えず、スイッチが入るのを待ち続けた。
「前半、あまり良い流れではなかったのですが、(相手のチャンスを)自分が止めることで流れを変えられるのが、このポジション。自分のプレーとしては悪くなかったと思います」
ベレーザの竹本監督は、小林里歌子や藤野あおばといった主力をベンチスタートさせた。これは、次節、直接対決となる浦和L戦を見据えた、戦略的な意味合いが大きかった。
土方麻椰、松永未夢ら若手や、怪我から復帰した菅野奏音にチャンスを与えて結果を出してくれればそれでよし。ダメなら後半から実績のある主力を入れて、という2段構え。「前半の決定機の少なさは誤算だった」が、ハーフタイムに小林、藤野を送り込み、徐々にチャンスを増やしていく。
疲労で、足を気にする選手が時間とともに増えていく千葉Lも、必死の守りで抵抗する。78分にはCKのボールが流れたところを北村菜々美、81分には交代出場の岩﨑心南のクロスを植木理子が落とし、これを小林が狙うが、いずれも千葉Lのディフェンダーがブロック。86分の山本柚月のシュートも、市瀬が頭に当ててクリア。
90分には北村のクロスから植木がヘディングで狙ったが、千葉LのGK清水栞がCKに逃れる。アディショナルタイムに入ってからも、植木のクロスに小林が頭で合わせたが、ここも清水がファインセーブ。90+3分にも植木のクロスに、山本が身体を投げ出すが、足先に当てるのが精いっぱい。
途中交代で入った千葉玲海菜が最終ラインでプレーするなど総力戦で戦い抜いた千葉Lの前に、ベレーザは痛すぎるドローでゲームを終えた。
90分には北村のクロスから植木がヘディングで狙ったが、千葉LのGK清水栞がCKに逃れる。アディショナルタイムに入ってからも、植木のクロスに小林が頭で合わせたが、ここも清水がファインセーブ。90+3分にも植木のクロスに、山本が身体を投げ出すが、足先に当てるのが精いっぱい。
途中交代で入った千葉玲海菜が最終ラインでプレーするなど総力戦で戦い抜いた千葉Lの前に、ベレーザは痛すぎるドローでゲームを終えた。