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金田喜稔がドイツ戦を斬る!「森保監督の“大胆すぎる”采配。4人以外全員がアタッカー、思わず笑っちゃったよ」【W杯】

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年11月24日

森保監督にしかできない采配。本当に驚いた

スーパーセーブ連発で再三のピンチを救った権田。存在感を放ち、チームの士気を上げた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ドイツは前半に先制して、あとは後半の早いうちに追加点を取って終わり、という感覚でいたと思う。日本が劣勢の展開のなかで、相手にダメージを与えたのが森保監督のあまりにも大胆すぎる采配だった。そこにロジックがあったのかは分からないけど、結果的に当たったんだから本当に驚いた。

 後半、3バックに変更。そして投入したのはアタッカーばかりだった。板倉、吉田、遠藤、冨安の4人以外、全員が攻撃的な選手という時間帯もあった。相当な勇気がないとそんな采配はできないよ。

 森保監督は、0-1の状況で守り切る選択をしても、グループステージの次の2試合に何も繋がらないと考えたんだろうね。彼にしかできない采配だし、凄すぎて思わず笑っちゃったよ(笑)。
 
 戦術だけでなく、ベンチのメンバーも含めて、点を取りたい、勝ちたいという気持ちが伝わってきたゲームだった。だけど、今回の試合の内容があとの2試合で通用するかと言ったら、まったく別の話。初戦でスペインに0-7と大敗したコスタリカが次戦の相手だからといって、勝点3を取れる保証はない。油断してはいけないよ。

 コスタリカはもう勝つしかないから、得点を奪いに全体的に前がかりになって攻撃に出てくるだろうね。それによってカウンターもしやすくなるし、これは日本にとってチャンスだ。

 私は次も勝てると思っている。コスタリカに勝って2連勝できれば、グループステージ突破はほぼ確実。是非、勝ってほしいね。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、64歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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