【J1採点&寸評】湘南×鹿島│ボランチ対決は、柴崎&小笠原の新旧日本代表コンビに、永木&菊地俊の代表無縁“叩き上げ”コンビが勝つ。湘南が全体的に好評価
カテゴリ:Jリーグ
2015年10月24日
金崎、カイオの決定機がもう少し早い時間に決まっていれば、鹿島に流れは来ていたか。
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 5.5
大槻のダイビングヘッド、菊地のミドルなどを身を挺して食い止めた。2失点のうち1本を止めていれば、流れが一変していたか。
DF
24 伊藤幸敏 5.5
対峙した菊池が中央にポジションを取った時のマークの受け渡しが一瞬遅れていた。後半は攻撃の起点として見せ場を作った。
3 昌子 源 5.5
目でボールを追ってしまい、対応が後手を踏んでしまっていた印象。
4 山村和也 5.5
セットプレーから決定的なヘディングシュートを放った。相手を圧倒するような守備は見せられなかった。
16 山本脩斗 5.5
中村、金崎との連係に加わり、何度かチャンスを演出。後半に決定的なショットを放った。もっと積極的に出て行っても面白かったか。
MF
20 柴崎 岳 5.5
20分に強烈な無回転ミドルが枠を捉えた。ただ、守備面で永木と菊地に後手を踏む。前半サイドでボールを受ける機会が多く、そのスペースを使われていた。
40 小笠原満男 6
序盤は左右に揺さぶられ、スペースを与えた。しかし徐々に修正し、高い位置からのプレスで主導権を握り返したのはさすがだった。CKから金崎のゴールをアシスト。
13 中村充孝 6
フィジカルを活かしたゴリゴリドリブルが効いていた。数人を引き付け、2トップをフリーにさせた。29分に放った強烈なハーフボレーもインパクトがあった。
25 遠藤 康 5
三竿の猛アタックに引っ張られた。その背後を突きたかったが、相手のほうが今回は上だった。持ち味を発揮し切れず途中交代に。
FW
33 金崎夢生 6.5
チャンスメイク、シュートともセンスがあり、個の能力の高さを示し、ロスタイムに高い打点からヘディング弾を叩き込む。ただ、周りの力を“引き出す”役割も必要か。
18 赤﨑秀平 5
スペースを突く動きは見せていたものの、金崎とは対照的に“消えていた”時間も短くなかった。
交代出場
MF
7 カイオ 5.5
69分、73分と、得意のドリブルから決定的なシュートを放った。ほんの少しずれていれば、試合の流れも変わっていただろう。
FW
34 鈴木優磨 5.5
“一発”が期待され、2本のシュートを放ったものの、湘南ゴールを陥れられなかった。
監督
石井正忠 5.5
DFの主力ふたりを出場停止で欠くなか、懸案だった立ち上がりに失点を与えた。結果的には豊川ら攻撃陣をさらに投入しても良かったか。
取材・文●塚越始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 曽ヶ端準 5.5
大槻のダイビングヘッド、菊地のミドルなどを身を挺して食い止めた。2失点のうち1本を止めていれば、流れが一変していたか。
DF
24 伊藤幸敏 5.5
対峙した菊池が中央にポジションを取った時のマークの受け渡しが一瞬遅れていた。後半は攻撃の起点として見せ場を作った。
3 昌子 源 5.5
目でボールを追ってしまい、対応が後手を踏んでしまっていた印象。
4 山村和也 5.5
セットプレーから決定的なヘディングシュートを放った。相手を圧倒するような守備は見せられなかった。
16 山本脩斗 5.5
中村、金崎との連係に加わり、何度かチャンスを演出。後半に決定的なショットを放った。もっと積極的に出て行っても面白かったか。
MF
20 柴崎 岳 5.5
20分に強烈な無回転ミドルが枠を捉えた。ただ、守備面で永木と菊地に後手を踏む。前半サイドでボールを受ける機会が多く、そのスペースを使われていた。
40 小笠原満男 6
序盤は左右に揺さぶられ、スペースを与えた。しかし徐々に修正し、高い位置からのプレスで主導権を握り返したのはさすがだった。CKから金崎のゴールをアシスト。
13 中村充孝 6
フィジカルを活かしたゴリゴリドリブルが効いていた。数人を引き付け、2トップをフリーにさせた。29分に放った強烈なハーフボレーもインパクトがあった。
25 遠藤 康 5
三竿の猛アタックに引っ張られた。その背後を突きたかったが、相手のほうが今回は上だった。持ち味を発揮し切れず途中交代に。
FW
33 金崎夢生 6.5
チャンスメイク、シュートともセンスがあり、個の能力の高さを示し、ロスタイムに高い打点からヘディング弾を叩き込む。ただ、周りの力を“引き出す”役割も必要か。
18 赤﨑秀平 5
スペースを突く動きは見せていたものの、金崎とは対照的に“消えていた”時間も短くなかった。
交代出場
MF
7 カイオ 5.5
69分、73分と、得意のドリブルから決定的なシュートを放った。ほんの少しずれていれば、試合の流れも変わっていただろう。
FW
34 鈴木優磨 5.5
“一発”が期待され、2本のシュートを放ったものの、湘南ゴールを陥れられなかった。
監督
石井正忠 5.5
DFの主力ふたりを出場停止で欠くなか、懸案だった立ち上がりに失点を与えた。結果的には豊川ら攻撃陣をさらに投入しても良かったか。
取材・文●塚越始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。