攻守両面で活躍したファビオをMOMに選出。中盤の運動量も評価対象。
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
序盤に身体を投げ出した飛び出しでゴールを死守。車屋のシュートを止めた時の反応スピードは称賛に値する。
DF
13 小林祐三 6.5
高い位置を取って中野の上がりを牽制。1対1の守備が多かったが、冷静に対応していた。
22 中澤佑二 6
ゴール手前でボールを奪われてピンチを招く場面も。
5 ファビオ 7
ここぞという場面でヘディング弾。これがクラブのJ1通算1200得点目に。守備でも中澤以上の存在感を放つ。
23 下平 匠 6
エウシーニョや小林の動きに翻弄され、相手のキックミスに助けられた感も。ただ、裏のスペースはソツなくケア。
MF
28 喜田拓也 6.5
ボールの運び役を担いながら、中央の危険なエリアもカバー。豊富な運動量で守備に貢献した。
6 三門雄大 6
32分にエリア内でシュートを放つも決め切れず。攻守のバランスを取りながら、危険なエリアを埋めた。
11 齋藤 学 6
クイックネスを駆使したドリブルで脅威に。カウンター時のスピード感は群を抜き、得点の匂いを漂わせた。
10 中村俊輔 6.5
正確なキックからファビオの先制弾を演出。球際でもファウルすれすれの気迫溢れるプレーを披露。
39 アデミウソン 6
球際での個人技は唸らせるものがある。守備意識は感じられたが、それでもSBに負担をかけていた。
FW
16 伊藤 翔 5.5
要所で身体を張って起点になり、守備もこなす。この日の展開ではやれることが限られたが、攻撃で怖さがなかった分を減点。
交代出場
MF
7 兵藤慎剛 -
疲れの見える三門に代わって出場。素早い寄せでボールホルダーにプレッシャーをかけた。
MF
25 藤本淳吾 -
これと言った見せ場はなかったが、ミスもなく試合を終えて試合を締めた。
DF
4 栗原勇蔵 -
守備固め要員として投入され、アディッショナルタイムの4分を無難に凌いだ。
監督
エリク・モンバエルツ 6.5
今季開幕戦の借りを返す完封勝利。守備のコンパクトさは特筆すべきものがあり、鋭いカンターも光った。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。