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「タケはもはやヤヌザイの比較対象ではない」ソシエダ番記者が久保建英を“ボールの魔術師”と比べて絶賛!「期待をほぼ裏切らない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2022年10月30日

短剣のようにサイドを切り裂いて敵の脅威に

ELのオモニア・ニコシア戦では左肩を負傷して、ハーフタイムに交代となった。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 ヨーロッパリーグ(EL)でのグループステージ5連勝を目ざして敵地に乗り込んで臨んだオモニア・ニコシア戦では、ピッチの状態の悪さや相手チームとの実力差を勘案したのだろう、アルグアシル監督は、スタートから4-3-3を採用した。

 タケはまさにヤヌザイが昨シーズンまで主戦場にしていた右ウイングでプレー。前半は短剣のようにサイドを切り裂いた。またしてもフィニッシュに精度を欠いていたのは残念だったが、肩の負傷を考慮して、ハーフタイムに交代させられるまで相手に脅威を与える存在になっていた。

 ファーストチャンスは、開始8分、ロベルト・ナバーロからパスを受けたもの。しっかり足にミートできなかったが、シュートチャンスがあったにもかかわらず、パスを選択したロベルト・ナバーロの判断が唐突で、面食らったようにも見えた。
 
 さらに17分、ボール奪取からミドルシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。そして33分、小回りの利くタケのアジリティに手を焼いていたオモニアのDFがたまらず強引に止めにかかり、前述した肩を痛めるアクシデントが発生。一歩間違えれば大事に至るところだった。

 ソシエダの攻撃陣に負傷者が相次いでいるのは周知の通り。タケは試合後、インスタグラムのストーリーに「僕は元気です」と投稿。週末のベティス戦に出場に意欲を示し、ファンを安心させた。ヤヌザイとは異なり、タケは不動の主力で、しかも期待を裏切ることはほとんどない。開幕以来の活躍で、もはや完全に前任者を比較する対象ではなくなった。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

【動画】「ひでーえぐられ方」「ふざけんなよ」とファン紛糾!久保建英の負傷シーン
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