磐田――杉本は相手ボランチを無効化する守備で貢献
[J1第27節]横浜0-1磐田/10月12日/日産スタジアム
【磐田|採点】
スタメン)
GK
三浦龍輝 6.5
DF
山本義道 6
伊藤槙人 6.5
森岡 陸 6.5(80分OUT)
MF
上原力也 6(HT OUT)
松本昌也 6
鈴木雄斗 6.5
山本康裕 6
金子翔太 6(80分OUT)
山田大記 6(37分OUT)
FW
杉本健勇 6.5(71分OUT)
途中出場)
FW
ジャーメイン良 5.5(37分IN)
FW
遠藤保仁 5.5(HT IN)
FW
大津祐樹 6.5(71分IN)
DF
松原 后 6.5(80分IN)
MF
古川陽介 7.5(80分IN)【MAN OF THE MATCH】
監督)
渋谷洋樹 7
【磐田|採点】
スタメン)
GK
三浦龍輝 6.5
DF
山本義道 6
伊藤槙人 6.5
森岡 陸 6.5(80分OUT)
MF
上原力也 6(HT OUT)
松本昌也 6
鈴木雄斗 6.5
山本康裕 6
金子翔太 6(80分OUT)
山田大記 6(37分OUT)
FW
杉本健勇 6.5(71分OUT)
途中出場)
FW
ジャーメイン良 5.5(37分IN)
FW
遠藤保仁 5.5(HT IN)
FW
大津祐樹 6.5(71分IN)
DF
松原 后 6.5(80分IN)
MF
古川陽介 7.5(80分IN)【MAN OF THE MATCH】
監督)
渋谷洋樹 7
【磐田|寸評】
終始ボールを握られる難しい試合だったが、無失点でしのぐと、80分に投入された期待の高卒ルーキー古川が決勝弾。1-0で、優勝に王手をかけている横浜を相手に勝点3を手にした。
開始直後から押し込まれる展開のなか、伊藤をセンターに置いた3バックが中央をしっかりと固め、左右のウイングバックの鈴木と松本も下がって最終ラインは5枚での守備で対抗。状況に応じて、鈴木が前に出て4枚に切り替える守備も機能するなど首位チームに決定機をほとんど作らせなかった。
また、右CBの森岡は8月7日以来のスタメンだったが、自慢の身体能力を活かし、横浜の左ウイング仲川の突破を封じた。精力的に上下動した鈴木は右サイドを幅広くカバー。さらに、相手にとってこの試合最大のチャンスだったCKからの西村のヘディングシュートを、GK三浦の後ろで足を出してクリアし、チームの危機を救った。
前線は、攻撃に人数を割けなかったために決定機こそほとんどなかったが、CFに入った杉本は守備で奮闘。横浜のビルドアップ時にボランチへのパスを封じる位置取りで、相手に“外回り”のボール回しを強いた。一方、山田はコンディション不良か、及第点の出来だったが前半途中でベンチに退いた。
MOMは84分に値千金の決勝点を決めた古川。静岡学園高時代から高い技術で注目された俊英は、数少ないカウンターでの得点機を恐るべき勝負強さでモノにした。
この得点は、渋谷監督の“攻めの采配”がズバリ当たったものだった。スコアラーの古川とアシストの松原は80分に同時に投入され、松原のラストパスを受けた古川の背後には、71分に途中出場していた大津が走り込んでいた。積極策が実を結び、番狂わせを演出した。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【動画】ジュビロ古川陽介が決めた値千金の決勝弾!
終始ボールを握られる難しい試合だったが、無失点でしのぐと、80分に投入された期待の高卒ルーキー古川が決勝弾。1-0で、優勝に王手をかけている横浜を相手に勝点3を手にした。
開始直後から押し込まれる展開のなか、伊藤をセンターに置いた3バックが中央をしっかりと固め、左右のウイングバックの鈴木と松本も下がって最終ラインは5枚での守備で対抗。状況に応じて、鈴木が前に出て4枚に切り替える守備も機能するなど首位チームに決定機をほとんど作らせなかった。
また、右CBの森岡は8月7日以来のスタメンだったが、自慢の身体能力を活かし、横浜の左ウイング仲川の突破を封じた。精力的に上下動した鈴木は右サイドを幅広くカバー。さらに、相手にとってこの試合最大のチャンスだったCKからの西村のヘディングシュートを、GK三浦の後ろで足を出してクリアし、チームの危機を救った。
前線は、攻撃に人数を割けなかったために決定機こそほとんどなかったが、CFに入った杉本は守備で奮闘。横浜のビルドアップ時にボランチへのパスを封じる位置取りで、相手に“外回り”のボール回しを強いた。一方、山田はコンディション不良か、及第点の出来だったが前半途中でベンチに退いた。
MOMは84分に値千金の決勝点を決めた古川。静岡学園高時代から高い技術で注目された俊英は、数少ないカウンターでの得点機を恐るべき勝負強さでモノにした。
この得点は、渋谷監督の“攻めの采配”がズバリ当たったものだった。スコアラーの古川とアシストの松原は80分に同時に投入され、松原のラストパスを受けた古川の背後には、71分に途中出場していた大津が走り込んでいた。積極策が実を結び、番狂わせを演出した。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【動画】ジュビロ古川陽介が決めた値千金の決勝弾!