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「タケの登場で攻撃の怖さが増した」圧巻初アシストの久保建英、ソシエダ番記者が賞賛する“凄さ”とは? 「プレー以外で印象に残ったのが…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2022年09月18日

決め切るところで決めないと今後も難しい試合が続く

流れを変えるプレーを見せたが、その後のシュートシーンでは課題も。(C) Getty Images

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 攻撃が停滞し、リードを広げられない中で、アルグアシル監督は60分にセルロトとロベルト・ナバーロと同時にタケを投入した。ポジションは中盤をダイヤモンド型にした4-4-2のトップ下、つまりダビド・シルバ役だ。

 タケはいつものようにフルスロットルでプレーした。思うように前線へボールを運べない時間帯が続く中、中盤に下がってパスを捌く機会が多かったが、彼の登場を境に、攻撃の怖さが増した。ラスト20分で同点に追いつかれた後、反撃のキーマンとなったのもタケだった。

 アルグアシル監督はユナイテッド戦の後半と同様に4-3-3にシフトし、そのシステム変更に伴いタケは右サイドにポジションを移動。そして79分、アンドニ・ゴロサベルの浮き球のパスでスペースに抜け出すと、右足でグランダーのクロスを供給。セルロトがネットに押し込むだけでよかった絶妙なアシストで勝ち越し弾をもたらしたのだ。

 
 こうしてタケはまたしても勝利に貢献する働きを見せたわけだが、いただけなかったのは、その後、2度のチャンスを決められなかったこと。ミケル・オジャルサバル、カルロス・フェルナンデス、サディクの不在で攻撃が弱体化する中、全ての選手がこれまで以上に得点面での貢献度を高めることが求められている。決め切るところで決めないと今後も難しい試合が続くことは避けられない。

 タケの話を続ければ、プレー以外で印象に残ったのが、セルロトの大きな腕に抱きかかえられてスラングを口にしながら観客とともにゴールを祝っていたシーンだ。彼はスペイン語を流暢に話すだけでなく、スラングも使いこなす。インタビューで「僕はスペイン人と日本人のそれぞれの悪いところを受け継いだ人間」と笑顔で語っていた通りの勝気な性格がタケの活躍を支えている。

文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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