3得点の追い上げ力は称賛に値するも……ミスが多発し、寄せの甘さも露呈。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 4.5
珍しくつなぎのミスも見られ、チームメイトに謝る場面も。中村のミドルシュートに対してはまったく反応できなかった。大量5失点は屈辱以外の何物でもない。
DF
14 米倉恒貴 4.5
開始早々、中野に一発でかわされた、代表戦士らしからぬ“軽い守備”は減点対象。55分にも再び中野に抜かれた。3点目につながるクロスは光るも、直後にPKを献上と散々な一日に。
5 丹羽大輝 5.5
1対1では冷静な対応を見せたが、守備の統率力を発揮できず。個人としての目立ったミスはなかったが、周囲との連動性は課題が残った。
8 岩下敬輔 5
余裕を振りまいてキープも、小林に奪われて大きなピンチを招いた。前半終了直後、パトリックと一触即発のやりとりも。中央でマークが甘くなる場面もあり、守備組織は崩壊した。
22 オ・ジェソク 5.5
失点時の寄せの甘さは悔やまれるが、徐々に相手の動きに対応。対峙する機会の多かった小林は上手く抑え込んでいたが、リードを許す展開により戦術的交代を余儀なくされた。
MF
15 今野泰幸 5
3ボランチの中央で奮闘するも、バイタルエリアを使われた。途中から左ボランチ、終盤は左SBに回ったが、完全に裏を取られて失点を招いた。
7 遠藤保仁 5.5
GKとDFの間に入れたシュート性のボールは秀逸。同点弾につながるキックに、技術と経験が詰まっていた。CKからアシストもマークし、得点に絡んだ点はプラス査定。
13 阿部浩之 5
連戦の影響が大きいのか、身体のキレに乏しく、これまでのような激しい上下動は見られず。寄せるスピードも普段より遅く、相手に考える時間を与えてしまった。
19 大森晃太郎 5
守備に追われる展開が続き、攻撃面ではこれといった貢献ができず。プレッシングも十分に効いていたとは言えず、前半のみの出場でピッチを退いた。
39 宇佐美貴史 5
29分、ループで無人のゴールを狙うも数十センチ外れた。1点モノを外した責任は問われてしかるべき。前半終了間際には中野へのチェイスを諦め、その流れから失点した。
FW
29 パトリック 5.5
相手GKの取りこぼしを見逃さない老獪さは、やはり点取り屋の証。後半にはCKをヘッドで合わせてネットを揺らす。2ゴールは決して悪くない内容だが、それ以外で起点になれなかったのも事実。
交代出場
MF
17 明神智和 5
後半頭から中盤の底に入り、押し込まれながらも同点の流れを作った。ただ、終盤は川崎のパスワークを遮断できず、ミドルゾーンを自由に使われて対応が後手に回った。
MF
11 倉田 秋 5.5
クロスに合わせた鮮やかなボレーで反撃の狼煙を上げた。チームに勢いをもたらしたが、その時間は長く続かず、終盤は防戦一方となって存在感が薄れた。
FW
9 リンス -
相手に4点目を奪われた直後に投入されて、混戦からチャンスを迎えたがモノにできず。ゴール前で勝負する機会自体が少なかった。
監督
長谷川健太 4.5
3ボランチ気味に配した中盤は機能せず、バイタルエリアを自由に使われた。選手交代は一定の効果をもたらしたものの、守備を安定させられずに完敗。今後に不安を残す内容と展開だった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 東口順昭 4.5
珍しくつなぎのミスも見られ、チームメイトに謝る場面も。中村のミドルシュートに対してはまったく反応できなかった。大量5失点は屈辱以外の何物でもない。
DF
14 米倉恒貴 4.5
開始早々、中野に一発でかわされた、代表戦士らしからぬ“軽い守備”は減点対象。55分にも再び中野に抜かれた。3点目につながるクロスは光るも、直後にPKを献上と散々な一日に。
5 丹羽大輝 5.5
1対1では冷静な対応を見せたが、守備の統率力を発揮できず。個人としての目立ったミスはなかったが、周囲との連動性は課題が残った。
8 岩下敬輔 5
余裕を振りまいてキープも、小林に奪われて大きなピンチを招いた。前半終了直後、パトリックと一触即発のやりとりも。中央でマークが甘くなる場面もあり、守備組織は崩壊した。
22 オ・ジェソク 5.5
失点時の寄せの甘さは悔やまれるが、徐々に相手の動きに対応。対峙する機会の多かった小林は上手く抑え込んでいたが、リードを許す展開により戦術的交代を余儀なくされた。
MF
15 今野泰幸 5
3ボランチの中央で奮闘するも、バイタルエリアを使われた。途中から左ボランチ、終盤は左SBに回ったが、完全に裏を取られて失点を招いた。
7 遠藤保仁 5.5
GKとDFの間に入れたシュート性のボールは秀逸。同点弾につながるキックに、技術と経験が詰まっていた。CKからアシストもマークし、得点に絡んだ点はプラス査定。
13 阿部浩之 5
連戦の影響が大きいのか、身体のキレに乏しく、これまでのような激しい上下動は見られず。寄せるスピードも普段より遅く、相手に考える時間を与えてしまった。
19 大森晃太郎 5
守備に追われる展開が続き、攻撃面ではこれといった貢献ができず。プレッシングも十分に効いていたとは言えず、前半のみの出場でピッチを退いた。
39 宇佐美貴史 5
29分、ループで無人のゴールを狙うも数十センチ外れた。1点モノを外した責任は問われてしかるべき。前半終了間際には中野へのチェイスを諦め、その流れから失点した。
FW
29 パトリック 5.5
相手GKの取りこぼしを見逃さない老獪さは、やはり点取り屋の証。後半にはCKをヘッドで合わせてネットを揺らす。2ゴールは決して悪くない内容だが、それ以外で起点になれなかったのも事実。
交代出場
MF
17 明神智和 5
後半頭から中盤の底に入り、押し込まれながらも同点の流れを作った。ただ、終盤は川崎のパスワークを遮断できず、ミドルゾーンを自由に使われて対応が後手に回った。
MF
11 倉田 秋 5.5
クロスに合わせた鮮やかなボレーで反撃の狼煙を上げた。チームに勢いをもたらしたが、その時間は長く続かず、終盤は防戦一方となって存在感が薄れた。
FW
9 リンス -
相手に4点目を奪われた直後に投入されて、混戦からチャンスを迎えたがモノにできず。ゴール前で勝負する機会自体が少なかった。
監督
長谷川健太 4.5
3ボランチ気味に配した中盤は機能せず、バイタルエリアを自由に使われた。選手交代は一定の効果をもたらしたものの、守備を安定させられずに完敗。今後に不安を残す内容と展開だった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。