【J1採点&寸評】名古屋×FC東京|決め手を欠いた“上位決戦”は、勝点1を分け合う

カテゴリ:Jリーグ

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2015年08月23日

内容では一枚上手だったFC東京は、河野、高橋の働きが際立つも…。

【警告】名古屋=磯村(82分) FC東京=高橋(57分)、サンダサ(75分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】河野広貴(FC東京)

画像を見る

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 榎本達也 6
目立ったミスはなく、冷静な判断でゴールを守る。30分に迎えたピンチは右足で防ぎ、難を切り抜けた。
 
DF
2 徳永悠平 6
攻守の安定感は健在。屈強なフィジカルを活かした矢野とのマッチアップは見応え十分だった。
 
5 丸山祐市 6
森重が不在の最終ラインを見事に牽引。割り切りの良い判断で守備をこなすとともに、左足のFKも見せた。
 
29 吉本一謙 6
30分にボール処理を誤り、あわやというシーンを与えたが、徐々に落ち着きを取り戻す。空中戦や球際に激しくチャレンジし、川又を自由にさせなかった。
 
50 松田 陸 6
バランスを第一に考えたのか、攻め上がりはやや自重気味に。それでも、右サイドから際どいクロスを放り込むなど、その存在は効いていた。
 
MF     
4 高橋秀人 6.5
相手への激しい寄せで、自陣バイタルエリアをカバー。予測に基づいたインターセプトで未然にピンチを防ぐプレーも◎。
 
7 米本拓司 6
要所を抑えた守備で健在ぶりを示す。中盤に安定感をもたらしながら、カウンターの場面では前線に顔を出すタスクも忘れなかった。
 
22 羽生直剛 6
ツボを押さえたポジショニングやスペースを創出するフリーランで貢献。気転の利くプレーはさすがだった。
 
17 河野広貴 6.5
得点こそなかったが、味方との連係を織り交ぜたドリブルの切れ味が光る。相手を深追いし、攻撃を遅らせる守備面での献身ぶりも効果的だった。
 
FW
16 ネイサン・バーンズ 6
抜群のキープ力を武器に、前線の起点となる。動きの質も悪くなかっただけに、途中交代には疑問が残った。
 
20 前田遼一 5.5
最終ラインを潜り抜け、後方から積極的にボールを呼び込む。だが、どれもチャンスの一歩手前で弾き返された。
 
交代出場
FW
21 サンダサ 5
ボールを収められず、効果的な働きは示せず。勢い余ってラフプレーで警告を受けるなど、やや空回りした。
 
FW
39 中島翔哉 5.5
なかなかパスが回らず、インパクトを残せないままタイムアップ。終了直前にゴール前でFKを獲得したのが唯一の見せ場だった。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6
多彩な攻撃を展開し、試合を優勢に進行させた。怪我や出場停止で主力を欠いたことを差し引けば、まずまずの出来か。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【関連記事】
【J1採点&寸評】2ndステージ・8節|全9カードの出場選手&監督を現地取材記者が評価
【J1採点&寸評】浦和×仙台|浦和3連勝! 武藤が古巣の仙台へ“恩返し”の1得点・1アシスト
【J1】浦和が効果的に加点。3連勝で年間首位を堅持!
【J1】金崎、カイオ、遠藤の3発で鹿島が5連勝を達成! 柏を抜いてステージ首位に立つ
【J1】第2ステージ・8節終了現在のチャンピオンシップ暫定トーナメント表は?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ