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「かなりの弱者に見える」“大量離脱”の豪州代表を海外メディアはどう評価した?「南野ら最高レベルの選手を擁する日本に屈辱を…」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年03月23日

「日本とサウジというアジアで最高のチームを打ち負かすには…」

大一番を前に初招集されたウルグアイ出身のフォルナローリ。(C)Getty Images

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 アーノルド監督は窮余の策として、34歳のウルグアイ生まれの帰化選手、ブルーノ・フォルナローリを緊急招集し、「過去7~8年間でのオーストラリアにおける最高のストライカー」「2試合に1点という高い得点率でチームに高いクオリティをもたらす」と称賛。また、その高齢については「ティム・ケイヒルは37歳でもプレーした」と、意に介していない。

 フォルナローリは優れた選手であり、オーストラリアを自身の故郷と呼ぶ彼には大きな期待が寄せられているものの、それは「付け焼刃」的な印象も拭えず、同メディアは過去10数年での代表チームにおける育成の欠如を指摘。またU-23代表の指揮も兼ねるアーノルド監督が特定のメンバーに依存してきた弊害も今、チームを苦しめているという。
 
 そのため、もし今回、2002年日韓大会以来のW杯予選敗退となれば、国内リーグのシステムや育成のカリキュラムにも手が加えられることになると予想。そしてそれは、以前から選手、OB、指導者、ファン、コメンテーターらが望んでいたものであり、常に議論されていた事案であるということだ。

 長期的な視野に立ってのサッカー界の向上よりも、経済面を重視することで、予選突破は続けてきたものの、2010年南アフリカ大会以降は3大会で1勝しか挙げていないオーストラリアは今、ターニングポイントに立たされており、その中で、これまでの主力の多くを欠いて臨む今回の戦いは、今後を占う上での重要な一戦になると同メディアは指摘する。

「日本とサウジというアジアで最高のチームを打ち負かすには、特別なパフォーマンスを擁する。そして、この深刻な駒不足の状態で勝利することは、単なる勝利ではなく、オーストラリアが育成の停滞という近年の問題を克服することを意味する」

 このように綴った同メディアは、このオーストラリアに対して悲観的な記事を「今週、“脚本”が覆される可能性はある」と、期待も込めて締めた。W杯出場の有無がサッカー界の今後に大きな影響を与えるのは、同国も日本も同様であり、いかなる結末を迎えることになるのかが非常に興味深い。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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