• トップ
  • ニュース一覧
  • もはや禁断の移籍ではない!? J2で苦しむ大宮に浦和ゆかりの3選手が加入。ロドリゲス監督からは「怖い選手に」と宿題

もはや禁断の移籍ではない!? J2で苦しむ大宮に浦和ゆかりの3選手が加入。ロドリゲス監督からは「怖い選手に」と宿題

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2022年02月06日

浦和のロドリゲス監督からは目に見える結果、霜田監督からは「シリアスなパスを出せるように」

大宮を率いる霜田監督。ここ2シーズンはJ2の下位に沈んだチームを浮上させられるか?写真:滝川敏之

画像を見る

 最後は武田英寿。2020年に強豪・青森山田高から加入。周囲は即スタメンと期待されたが甘くはなかった。プレー判断、相手のプレスなどすべての局面でスピードに対応できず苦労したという。昨夏、期限付きで加入したFC琉球ではいきなり3試合2得点を挙げ、スタメンと勝ち取るもその後、無得点となった。

 その原因を「始めはチームメイトに認められるため、スタメンになるため、ゴールを意識した。しかし慣れるうちにチームのペースに合わせ、連係に気を遣うようになった。もう少しどん欲になればよかった」と反省を口にした。
 
 今季まさに求められるのが得点。浦和幹部そしてリカルド・ロドリゲス監督からは「目に見える結果を出してほしい」「怖い選手になって欲しい」と宿題を出された。

「もっとゴールへ。もっと前に。ゴールに直結するプレーをしたい」(武田)

 課題はそれだけではない。霜田監督からはカジュアルではなくシリアスなパスを出せるようにと、正確な技術を求められている。現状、ポジションは矢島同様インサイドハーフが見込まれている。得点と良質なパス。このふたつの要求に応えられるか、レギュラーへの分水嶺となる。

 3選手を含めた今回の補強について霜田監督は「十分戦えるチームになった」と評価するとともに「昨年、悔しい思いをし、今年にかける覚悟を持っている選手が多い」と印象を語った。

 悔しさをバネに。そして今季のスローガン「ひたむき」さで挑む2022シーズン。常時6位以内を掲げた大宮の逆襲が始まろうとしている。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
【関連記事】
【浦和レッズ】ロドリゲス体制2年目の背番号を発表。新加入の岩尾が「19番」、モーベルグが「10番」。小泉は「8番」、阿部の「22番」は…
【名古屋グランパスの予想布陣】前線に新戦力の抜擢も! 長谷川新監督の「熱を感じるサッカー」でリーグ制覇なるか?
「いつも通り綺麗だった」大宮V・仲田歩夢のモデル風ショットにファン注目!「デニムコーデ、めっちゃ可愛い」
【2021-22移籍動向一覧】J2の新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ
【2021-22移籍動向一覧】J1の新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年12月18日号
    12月4日(木)発売
    [特集]
    25-26 欧州リーグ前半戦レビュー
    冬の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ