浦和のロドリゲス監督からは目に見える結果、霜田監督からは「シリアスなパスを出せるように」
最後は武田英寿。2020年に強豪・青森山田高から加入。周囲は即スタメンと期待されたが甘くはなかった。プレー判断、相手のプレスなどすべての局面でスピードに対応できず苦労したという。昨夏、期限付きで加入したFC琉球ではいきなり3試合2得点を挙げ、スタメンと勝ち取るもその後、無得点となった。
その原因を「始めはチームメイトに認められるため、スタメンになるため、ゴールを意識した。しかし慣れるうちにチームのペースに合わせ、連係に気を遣うようになった。もう少しどん欲になればよかった」と反省を口にした。
その原因を「始めはチームメイトに認められるため、スタメンになるため、ゴールを意識した。しかし慣れるうちにチームのペースに合わせ、連係に気を遣うようになった。もう少しどん欲になればよかった」と反省を口にした。
今季まさに求められるのが得点。浦和幹部そしてリカルド・ロドリゲス監督からは「目に見える結果を出してほしい」「怖い選手になって欲しい」と宿題を出された。
「もっとゴールへ。もっと前に。ゴールに直結するプレーをしたい」(武田)
課題はそれだけではない。霜田監督からはカジュアルではなくシリアスなパスを出せるようにと、正確な技術を求められている。現状、ポジションは矢島同様インサイドハーフが見込まれている。得点と良質なパス。このふたつの要求に応えられるか、レギュラーへの分水嶺となる。
3選手を含めた今回の補強について霜田監督は「十分戦えるチームになった」と評価するとともに「昨年、悔しい思いをし、今年にかける覚悟を持っている選手が多い」と印象を語った。
悔しさをバネに。そして今季のスローガン「ひたむき」さで挑む2022シーズン。常時6位以内を掲げた大宮の逆襲が始まろうとしている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
「もっとゴールへ。もっと前に。ゴールに直結するプレーをしたい」(武田)
課題はそれだけではない。霜田監督からはカジュアルではなくシリアスなパスを出せるようにと、正確な技術を求められている。現状、ポジションは矢島同様インサイドハーフが見込まれている。得点と良質なパス。このふたつの要求に応えられるか、レギュラーへの分水嶺となる。
3選手を含めた今回の補強について霜田監督は「十分戦えるチームになった」と評価するとともに「昨年、悔しい思いをし、今年にかける覚悟を持っている選手が多い」と印象を語った。
悔しさをバネに。そして今季のスローガン「ひたむき」さで挑む2022シーズン。常時6位以内を掲げた大宮の逆襲が始まろうとしている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)